買ったばかりのαNEX-7を落下させてしまった!というお話し

2022-02-23 19:10:35 | 写真撮影/撮影機材

Uさん、こんばんは。

 

旗日です。

少し遅れての初詣ではありませんが、毎年、年初に訪れている川崎大師に行ってきました。

 

車を国道沿いにある祈禱殿専用駐車場に入れます。

御祈祷及び信徒向けの駐車場となっていますが、川崎大師にお参りの方なら誰でも駐車することが出来ます。

 

戸外でNEX-7を使うのは2回目です。

さっそく駐車場でテスト撮影を始めました。

 

日差しが強めです。着込んでいるせいで熱く感じられました。

それで勢いよくネックウォーマーを取った際、首回りにいやな抵抗を感じるとともに、直ぐにガシャンという音が聞こえました。

 

首にNEX-7がストラップでぶら下がっているのをほんの一瞬忘れたのです。

ほんの一瞬です。

 

カメラが、アスファルト舗装の地面に叩きつけられました。

日差しが強い癖に風が強く、寒いのだか熱いのだか良く分からない状況の中で、服の調整に気を取られ過ぎました。

 

背面液晶パネルが外れて、レンズのズームリングとフードに傷が付きました。

カメラのボディにも傷がついたはずですが、元々傷が多いためどれが新しい傷かは分かりません。

 

外れた液晶パネルを無理やり押し込み、電源スイッチを入れました。

モニターには何も表示されません!

 

ファインダーを覗くと、画像が映っています。

シャッターをボタンを押してみます。

AFは動作するようです。

 

シャッターを切ってみます。

撮影は出来るようです。

 

動画ボタンを押してみます。

液晶モニターが使えません。

 

ファインダーから見ますと、動画撮影中の表示が出ています。

静止画とも、動画ともファインダーで再生しますと、画像・映像とも出ますからきちんと記録もされているようです。

 

ファインダーは使えますが、少しダメージを受けたようです。

綺麗に見える部分が狭くなりました。ファインダー用のパネルがずれたのでしょう。

 

治らないかなぁ~と思って、電源スイッチをカチカチカチカチやります。

どうやら液晶モニターに通電まではしているようです。

 

スイッチを入れると、僅かにモニターが明るくなります。

しかしながら信号が行っていないのです。どこかで断線してしまっているのですね。

 

カチカチカチカチやったり、撫でてやったりしますが復帰しませんね。当然ですが。

最低限の撮影は出来ますが、裏面で確認が出来ないのは大変に使いづらいです。

 

動画は殆ど不可になります。動画撮影は出来ますが、ファインダーではうまく撮影出来そうにありません。

静止画に特化ですね。

 

レンズの光軸がずれていないか心配でしたが、再生画像を見る限りは取り合えず問題はなさそうです。

よりによって、最近買ったお気に入りのカメラを落とすなんて。

 

今迄、落としたことのあるカメラは、富士フィルムのXQ1だけです。

何十台もカメラを買っていますが、落としたのはこの1台だけです。

レンズ交換式のカメラを落としたことはありません。

 

XQ1は、越生の梅郷で、撮影中、うっかり手が滑って落下させました。

土の上に落としましたから、軽い傷は残りましたが、機器としてのダメージはほぼ残りませんでした。

 

NEXは、アスファルトの上です。しかも叩きつけるような落とし方。

傷だらけの使い込まれた、個体で却ってよかったと思いました。

極上品だったら目も当てられない。

 

NEX-7の存在を忘れたのは、カメラ自体が軽いうえに、しなやかなストラップで首に負担がなく、それだけこの身体と一体となっていたからなのです。

分身のようなカメラを落としてしまったなぁー、仕方がないです。

 

気にはしますが、思い悩むことはありません。

ただどうやってこのカメラで撮影を続けようか、どうやったらうまく使いこなせるかは迷うことになるでしょう。

 

では報告を終わります。

ごきげんよう、さようなら。


フィルムカメラで撮影し、プリントをするのも良いものだ、というお話し

2022-02-23 09:34:40 | 写真撮影/撮影機材

Uさん、おはようございます。

例によって、休務日は早めの投稿となります。

 

冷蔵庫の上の方のトレーの中に、撮影済みのフィルムパトローネを見つけました。

年代的に?は恐らく、10年以上前に撮影したものです。

 

デジタルカメラを持ちつつも、一時的にフィルムカメラに回帰していた時期があり、その頃に取ったものでしょう。

カメラはコニカのヘキサーのはずです。RFではない、レンズ交換できない方の奴です。

 

色乗りが大変良く、腺が細く優しい描写で、比較的明るいレンズでしたので近接撮影をすれば、そこそこ背景をぼかすことが出来ます。

焦点のあった部分は、大変シャープです。

 

新宿のラッキーカメラで買った記憶があります。

程度は良かったです。

 

ケース(元箱)付きとありましたが、どこに仕舞ったのかケースがすぐに出て来ません。

店員さんが店内を一生けん命探してくれたのですが、結局探し当てることが出来ませんでした。

金額の減額はありませんでしたが、何故か別に気にもしませんでした。こうして記憶には残っていますが。

 

話が脱線しましたが、兎に角、出てきたフィルムを同時現像に出しました。

思ったとおり、子供が小さい頃の写真ばかりが仕上がってきました。

存外、良く撮れています。懐かしいですね。

 

こうしてみると、プリントする、というのは良いものです。

直接目視できるもの、手に出来る形にするというのは良いものです。

PCのモニターなどで画像イメージを見る(確認)するのとは違った良さがあります。

 

フィルム撮影をすると費用は掛かりますし、失敗のリスクもあるのですが、直ぐに写りが分からない逆の良さがあります。

プリントが仕上がってくるまでの、待つ間のワクワクと言いますか、楽しみを待つ喜びと言いますか。

ピントぼけですとか、露出不良などの失敗もありますが、仕方ありませんね。それを受け入れてこその写真です。

 

何か理由があってのことですが、一度再開したフィルム撮影ですが、間もなく止めてしまいました。

手に入れたカメラもEOS-1Vを残して全て手放してしまいました。

このとき、マミヤ7を手放したのは大失敗でした。

 

それで、

今、手元にあるフィルムカメラは、EOS-1Vと6×6の二眼レフが3台の、合計4台です。

二眼レフは、フィルム回帰とは別に、以前から欲しいものを時間を掛けて探して手に入れたものです。

ミノルタ・オートコード、カロフレックスK2、トプコン・プリモフレックスの3台です。

 

お察しの通り、本当はローライ・フレックス、それも2.8Fのクセノタールが付いているものが欲しかったのですが、予算が届かず諦めました。

金額面でいえば、今なら買う事も出来るのですが、正直言いますと、二眼レフカメラに対する情熱は既に失いました。

 

今からフィルム撮影をするとなると、上記の4台を使うことになると思われますが、ブローニーフィルムの惨状を考えると、35ミリ判のEOS-1Vが現実的なものになります。

 

プリントが欲しければ、デジタルカメラでも良いではないか、といわれるかもしれませんが、デジタルデータから起こすプリントと、ネガ・ポジフィルムから起こすプリントは、表現・描写に少し違いがあります。

 

その場の空気感の取り込みの違いがあるような気がします。

写真撮影をしたその瞬間の切り取り・写し込みがより一層プリントに反映されるような気がします。

先鋭度・解像感(精細感)は、デジタルカメラで撮影されたものの方が良いでしょう。

 

フィルムで撮影され、焼きあがったプリントは、まさにその刹那、その瞬間が閉じ込められている気がします。

それが記憶を強く呼び起こしてなつかしさが感じられ、とても良い感じです。

 

ただ、やはりフィルム撮影は気合いを入れないとね。一撮入魂で。

再開するとなれば覚悟を決めてやらねば。

情弱となった今ではなさそうです。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。