Uさん、こんばんは。
プライマーコンビでの音の調整に苦しんでいます。
オーディオファイルの宿命である、気に入った音出しへの苦行の始まりです。
オーディオは組み合わせの妙ですから、音の違和感は、プライマーコンビのせいではないかもしれない。
組み合わせで考えれば、それはネットワークプレーヤーのせいかもしれないし、スピーカーのせいかもしれないし、コードやケーブルのせいかもしれない。
供給している電源もよいものではありませんしね。
しかしながら、やはりアンプを変えれば違う音が出てきます。
同じ条件の中で、もう少し聴けた音を出すアンプはありました。
アキュフェーズのアンプを検討していることについての記事を投稿しています。
いっその事、プライマーコンビを投げ出してしまった上で、アキュフェーズにしたら、アンプは上りかもしれません。
でもまだその決定をするのは早い気がするし、アキュフェーズで終わり!となったら、それはそれで少し寂しい気もします。
ゴールドムンドやFMアコースティックとまでは言いませんが、マークレビンソンやジェフローランドまでは行きたいと考えていました。
今はそこまでも無理かな、という気がしています。
贅沢は言いません。
中古でも十分なのですが、それらのブランドは遥か遠くです。
今手にしている機器は、取り立てて語るところのないオーディオメーカーのものばかり。
伝説的な創設者やエンジニア、秘話やメーカー創設にかかる深い話のあるメーカーの製品を一つぐらい所持していたいと思います。
スピーカでいえば、JBL。ジェームス・バロー・ランシングが作った会社。
一つぐらい手にしてみても良いのですが、相性の良さそうなモデルも見当たりません。
ハイエンドオーディオを志向するのが無理ならば、いっその事、バジェットオーディオへという感じで、クォードもしばしば考えますが、正直、もうその時代ではないですね。
ビンテージ品をメンテナンスしながら、というのは自分の性に余りあっていません。
一番良いのは、ピュアオーディオを全て止めてしまうことかもしれません。
耳にも良くないし、本当はラウドスピーカーで音楽を聴きたいが、ヘッドフォーンで音楽を聴けばよいのです。
何故かヘッドフォーンには全くこだわりは無く、オーディオテクニカの1万円以下のもので間に合わせています。
不満は余りありません。しかもPCに接続して、WASAPI排他制御ではなく、標準的な出力でです。
車に最初からついていたカーオーディオと同じです。
高音質ではありませんが、嫌な音、耳に突くような不快な音は出ていません。
もっと考えずにオーディオとふわっと付き合えたら良いのにと思います。
エントリークラスの製品だけにすれば、却って諦念もあり、気安く取り組めるのかも知れません。
が、考えたら、自分の使っているものもそもそもそれほど高額なものではありません。
中級機レベルとエントリークラスの間ぐらいのものです。
コンポーネントとは言いますが、セットタイプのものの方がバランスも良く、完成度も高いはずです。
例えばLINNです。
その会社のものだけで全てを構築出来れば、音のバランスが取れて一番良いのかもしれません。
が、全ての会社がオーディオ製品をフルラインナップしているわけではありません。
欲しい機材の会社が専業メーカーであればセットタイプは無理ですね。
専業メーカーが他のメーカーの製品をリファレンスにするというのは耳にします。
そういった情報を基にして、機器の組み合わせを考えるのも一つの手ですが、条件次第で限界もあります。
そもそもが、常に買い替えるという発想が良くないのでしょう。
買い替えることで解決することもありますが、経済的な負担も大きいですし、常にどれにするかの判断や選択、決断で悩むことになります。
兎に角、一度良いなと思ったらもうそれ以上進まないことにします。
一番良くないのは、一旦満足してももっと良いものがあるのではないかと、再び前へ進み出すことです。
あるところまで行ったらオーディオは終わり。
諦観や割り切りが大事と決めつけました。
どこまで行くかは分かりませんが、進んでいったら理想郷があると思わないようにします。
オーディオショップのWebサイト巡りやオークションサイトのチェックもほどほどにするつもりです。
兎に角、今はプライマーのエージングに尽きます。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。