Uさん、こんばんは。
本日5投目、最後になるでしょう。
お付き合いくださり、ありがとうございます。
さて、タイトルの件です。
上流は、最早N-70Aの使用は止め、PCと、買ったばかりワイヤーワールドのUSBケーブルでZEN Oneを繋ぎ、24ビット、96MHz以上のレートでデータを流しています。コントローラーはいつものとおり、music center for PCです。
※ハイレゾモードになりますと、ZEN Oneのインジケーター色が、黄緑から、薄い青紫色に変わります。
これで聴くと、16ビット44.1MHzのCD音質での音楽再生は出来なくなります。
このレートでの出音はざらつきが感じられ伸びも無く、聴いていること出来ません。
これはもう止めました。
N-70Aの内部でもアップサンプリングが出来まして、このオプションを選択して、音楽を聴いていた時期もあるのですが、果たして、良い!と思ったことがなかったのが不思議です。
所謂ハイレゾレートで聴くと、余計な雑味がなくなり、却って聴きやすくなるのため音量を上げることが出来ます。
通常のレートでは、音量を上げると歪がきつくてボリュームを上げることが出来ません。
長々とPR300と関係のなさそうなことを書いていますが、これがえらく関係があるのです。
アトールのアンプに切り替えて、今迄のようにN-70A経由で軽く音楽を再生します。
昼行燈のもっさりしたいつものPR300サウンドです。
これを冒頭のとおり、USB接続に変えました。
音量を上げることが出来ます。
PR300が一変しました。
低音に支えられた鮮鋭度の高いhifiサウンドが出てきました。
ショップで試聴したときの、重厚なあの音に近いサウンドです。
低価格のアンプでは、ボリュームを上げていくと、音が死んでいくものもあります。
PR300の場合は、今迄あまりにも小音量過ぎて実力が発揮出来ていなかったようです。
オーディオ機器は、特に製品価格が上がっていけばいくほど、音量を上げないと力を発揮できないという一般的な法則をすっかり忘れていました。
プレシジョンなオーディオ機器の中には、小音量でも豊かな音楽性を発揮出来るものもあります。
手持ちの機器が全てそのような傾向を持っていると勝手に思い込んでいたようです。
PR300の二面性が見られた上に、十分な能力を持っていることが分ったことは良かったと思います。
もっさりPR300は取捨の対象となりかけていました。これでその計画はひとまず白紙です。
課題はいつも音量を上げて音楽を聴けないことです。
適当な音質(しかも出来れば好みの音質)で聴き流しが出来ればよいのです。
新たなセットアップに向けて、また迷走が始まりそうで嫌な気がします。