Uさん、こんばんは。
最初この言葉を知ったとき、これはどこかの国の伝統的な焼き菓子かと思いました。
しかしながら、パイはパイでもこちらのパイは、PIEではくて、PIでした。
御承知のとおり、ラズベリーパイは、イギリスで開発されたシングルボード・コンピュータです。
カードサイズと大変に小さいらしく、ミニチュアが得意なイギリスで造られたというのが納得です。
らしく、というのは実際には触れたことが無いからです。
PC(パーソナル・コンピュータ)よりはるかに小さいため、一人一台というより、目的に合わせて、一台一台といった感じの使い方になりそうですが、機能的にはPCと同じ汎用コンピュータです。
汎用性があるということで、別の部品を組付け・組み合わせたり、読み込ませるソフトを変えることによって色々な目的に使うことが出来ます。
要するに、機器組み込みではない、汎用の独立した制御用マイクロコンピュータということになるのでしょう。
基本ソフトはUNIX系(LINUX)のようです。
2011年に最初のラズベリーパイ・コンピュータが世に出たそうですから、10年以上前のことになります。
以来、オーディオの世界でも、PC用オーディオボード、DAC、ネットワークプレーヤーなど、このコンピュータが色々な目的・分野で活用されています。
最近までこの機器の存在を知りませんでした。
本当に自分自身何も知らないのだなぁ、勉強不足だなぁと反省しています。
さて、このラズベリー・パイ。
音質的な性能も良さそうで、値段も抑えられ、小型で場所も取りませんから、N-70Aの置き換えに、少しだけ検討してみました。
が、止めておきます。
電子工作系と言いますか、セミ・プロダクトは得意な方ではありません。
そして、オーディオでもマニアックすぎるのは少しだけ自分の路線と異なる部分があります。
マスマーケット・プロダクトで十分に足ります。
ラズベリー・パイと向き合って、あれこれ頑張っている人たちを、少しだけ羨まし気に(横目で)見ながら、ごくごく普通の取り組みをしていきます。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。