Uさん、こんばんは。
先に手放したPIONEER N-70Aの所有期間は、約2年4ヵ月程でした。
B&W CM6S2を持っていたことがありますが、矢張り2年少しで手放しています。
大体、2年程で機械を入れ替えています。意識的にというより、主要機材は2年間は我慢しているということのようです。
2年持っていても、ずっと手放そうかどうしようか迷いながら、限界が2年でみたいな状況です。
もっと早い期間で手放すことも多々あります。1回使って即放出も結構やっています。
繰り返し機材を入れ替えても出音に満足していないということですから、この結果は、悲しい事実です。
音の出ない物、鳴らない物は、長く使う傾向があります。
ラック、安いインシュレーターは10年ぐらい使っています。
ケーブルなどでいうと、RCAケーブルなどのラインケーブルは短期放出もありますけれど、パワーケーブルは比較的長く使います。
現在の機器構成でいうと、”音の出ない”パワーディストリビューターはずっと手元に置くことになるでしょう。
が、スピーカー、アンプ、DACは必ず入れ替わると思います。
手元に置いておきたいと思う、PRE30やPR300だって分かりません。
置いておきたいというのは、正直心のどこかで(既に)”手放したい”という、相対する気持ちがあるからこそ、強く意識するわけです。
タガが外れれば、あっという間にラックから姿を消していることだってあるかもしれません。
あっ、そうだ。音の出るもので、一つだけ長く使っているものがあります。
オーディオテクニカの5000円ぐらいの安いヘッドフォンです。
頭部にフィットして、音にも不満がないからずっと使っています。
ラウドスピーカーを使ったピュアオーディオには神経質になりますが、HIFIオーディオというよりも、ゼネラルオーディオの類であるレベルのヘッドフォンには一向に頓着していません。
我ながら不思議なのですが、音に対する関心の一貫性のなさがそこに存在しています。
ついでにいうと、AV(映像付き音声)の音質にもほとんどこだわりが無く、液晶テレビのステレオスピーカーから出る音で不満がありません。
PCから出るヘッドフォーンの音も、差し支えがありません。
ピュアオーディオもこんな態度で接することが出来れば、もっと早く幸せになれるのですが。
出来るだけ早くピュアオーディオでも満足できるよう、不満を持たずに済むよう、もう一つの自分の心の在り方を、時として見つめることにしています。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。