Uさん、こんにちは。
ついこの間、近傍の家電量販店に行きました。
日曜日の夕方ということだったのですが、館内全体に人は少なめでした。
家人が上階の別の店で買い物をするということで、その間、時間をつぶそうとオーディオコーナーに立ち寄ってみました。
試聴コーナーに一人だけ、椅子に腰掛け流れる音楽を聴いていた人がいましたが、直ぐに立ち去ってしまいました。
誰もいない視聴コーナーの中で、B&Wのトールボーイとマランツの組み合わせで、いつものように(つまらない)クラシック音楽が流れています。
スピーカーですが、少し入れ替わりがあり、珍しくFocalのトールボーイが一組置いてありました。
あと、ここでは新参者のPolk Audio(ポークオーディオ)が目立ちます。価格は安めです。
ポークオーディオについては良く知らないのです。カタカナで書くと、ウインナーとかソーセージを連想させるメーカー名です。
来年で、創業50周年だそうで、Webでは”老舗”と書かれています。
話が逸れました。
まぁ、スピーカーは基本的に、売れ筋のB&WとDaliが中心です。
代わり映えがしません。
ラックを見ると、デノンとマランツと、ヤマハが目立ちます。
機器の種類としては、プリメインアンプとCDプレーヤーが中心です。
今の自分には用のない機器ばかりです。
独立したAVブースでは、ONKYOとPioneerがいつの間にか統合されていました。
機器は置いてあるのですが、片付け途中のように感じられました。展示が何となくおざなりなのです。
このブースは隅の方に寄せられてしまったかのような位置にあります。
まるで凋落してしまった実業家の主人がいなくなった空き家のような寂しさです。
以前にはあった、D/Aコンバーターのショーケースもどこへ行ったのか見当たりません。
一人のお客さんが、メーカーのヘルパーさんに品物の説明を受けていましたが、そのほかにはここには誰もいません。
ピュアオーディオコーナーの寂れ方の酷さは今に始まったことではないのですが、隣に大きく広がるポータブルオーディオコーナー(ヘッドフォーン・DAP)も何となく力が無いように感じました。間に挟まれたゼネラルオーディオコーナーは既に死に体です。
今後、この店舗のオーディオコーナーに来ることはなさそうです。
自分の求めるものは、最早ここには何もありませんから。
今迄、色々な夢を与えてくれてありがとうございます。
此処を卒業して、自分なりにさらに前進していきます。
では、これで一旦失礼します。