近くの家電量販店のオーディオコーナーが寂しかったというお話し

2021-12-29 15:42:20 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんにちは。

 

ついこの間、近傍の家電量販店に行きました。

日曜日の夕方ということだったのですが、館内全体に人は少なめでした。

 

家人が上階の別の店で買い物をするということで、その間、時間をつぶそうとオーディオコーナーに立ち寄ってみました。

 

試聴コーナーに一人だけ、椅子に腰掛け流れる音楽を聴いていた人がいましたが、直ぐに立ち去ってしまいました。

誰もいない視聴コーナーの中で、B&Wのトールボーイとマランツの組み合わせで、いつものように(つまらない)クラシック音楽が流れています。

 

スピーカーですが、少し入れ替わりがあり、珍しくFocalのトールボーイが一組置いてありました。

あと、ここでは新参者のPolk Audio(ポークオーディオ)が目立ちます。価格は安めです。

 

ポークオーディオについては良く知らないのです。カタカナで書くと、ウインナーとかソーセージを連想させるメーカー名です。

来年で、創業50周年だそうで、Webでは”老舗”と書かれています。

話が逸れました。

 

まぁ、スピーカーは基本的に、売れ筋のB&WとDaliが中心です。

 

代わり映えがしません。

 

ラックを見ると、デノンとマランツと、ヤマハが目立ちます。

機器の種類としては、プリメインアンプとCDプレーヤーが中心です。

 

今の自分には用のない機器ばかりです。

 

独立したAVブースでは、ONKYOとPioneerがいつの間にか統合されていました。

機器は置いてあるのですが、片付け途中のように感じられました。展示が何となくおざなりなのです。

 

このブースは隅の方に寄せられてしまったかのような位置にあります。

まるで凋落してしまった実業家の主人がいなくなった空き家のような寂しさです。

 

以前にはあった、D/Aコンバーターのショーケースもどこへ行ったのか見当たりません。

 

一人のお客さんが、メーカーのヘルパーさんに品物の説明を受けていましたが、そのほかにはここには誰もいません。

 

ピュアオーディオコーナーの寂れ方の酷さは今に始まったことではないのですが、隣に大きく広がるポータブルオーディオコーナー(ヘッドフォーン・DAP)も何となく力が無いように感じました。間に挟まれたゼネラルオーディオコーナーは既に死に体です。

 

今後、この店舗のオーディオコーナーに来ることはなさそうです。

自分の求めるものは、最早ここには何もありませんから。

 

今迄、色々な夢を与えてくれてありがとうございます。

此処を卒業して、自分なりにさらに前進していきます。

 

では、これで一旦失礼します。


プライマー PRIMARE PRE30を引っ張り出しているというお話し

2021-12-29 08:09:52 | 専門競技/芸能活動

ユキエさん、おはようございます。

 

昨日で今年の仕事を納めまして、今日からは短い年末年始のお休みに入ります。

ですから、朝からWebログの投稿をしているという訳です。

 

さて、タイトルの件についてです。

この間、PRE30は遊休機;バックアップにすると書いたばかりですが、屋根裏から引っ張り出してきて連日この機材を通して音楽を聴いています。

 

少し病みつきになりそうな音質です。

よく聴いていると、例の運用方法では音が緻密で、深い奥行を感じます。

 

相変わらず音が張り出すような感じはありません。落ち着いた音調です。

そして、少し硬めなところはあって、それがピアノの音の響きのキレを良くしています。

 

これはB&Wのような現代的なモニターサウンドに通じるところがあり、B&Wの音も好きな自分が、あのサウンドが懐かしくなって少し夢中になっているのではないかと自己分析してみました。

 

問題はPRE30、ATOLLのパワーアンプと相まって、残留ノイズがかなりあることです。

音源を非再生のまま、ボリュウムつまみを回していくと、どんどんノイズが大きくなります。

 

これはかなり困ります。

 

極小音量は出せるようになってはいますが、小音量ではノイズに再生音がかき消されて良くありません。

PRE30は、ある程度の音量で聞かなければその良い面を引き出せないということです。

 

あとは、やはりパワーアンプですね。

前にも書きましたが、PRE30の本来の力を発揮させるには、やはりスウェーデンコンビである必要がありそうです。

 

中古ショップでは入手は期待薄です。

狙うなら、オークションです。

 

ただ、本当に出てきたら、入札対決をしなくてはならないのかと思うと少し気が滅入ります。

落札したら、お金を払って手に入れなくてはならなくなります。当たり前のことですが。

まぁ、悪い評価を受け入れるならば、キャンセルしても良いのですけれど。

 

 

プライマーのパワーアンプ、実のところ、内心では本当に買わなくてはいけないものなのか迷っています。

自分自身の事ながら良く判断出来ていません。

ATOLLはATOLLで良い音だし、両方は置く場所も無いし、他社のパワーアンプにも関心があります。

 

まっ、直ぐに出てこなそうだから、暫くこのことを考えるのは止めておきましょう。

 

ではこれで一旦失礼します。


中古カメラの在庫が減って来ているというお話し その2

2021-12-28 23:16:40 | 写真撮影/撮影機材

Uさん、こんばんは。

 

中古デジタルカメラの市場在庫が、今後減っていくかもしれないという話を昨日投稿しました。

…。

良い傾向ではありません。

カメラメーカーには申し訳ありませんが、自分の場合、カメラの新規取得は中古カメラがほとんどです。

 

中古品を何故選ぶかというと、ズバリお金が無いからです。

新品を買って長く使えばよいではないか。その方が得ではないかという声が聞こえて来そうですが、これは無理です。

 

というのは、自分の場合、あれも使ってみたい、これも所有してみたいといった感じで、色々なメーカーの様々なカメラが欲しいからです。

別に、撮影に必要なわけではありません。

 

カメラフェチな訳です。

機材(カメラ本体)を増やすのが目的みたいなところがあります。

だから、一つ一つの機材が高くては困ります。

 

更に言うと、自分の場合、もう一つの金食い虫であるオーディオ購入という難敵がいますから、双方を両立させるとなると、出費を抑えられる中古品ということになってしまいます。

 

ということで、自分の懐具合では、新品を複数台数買うのは無理となります。

ですが、欲しいカメラはある。

 

で、

それは、安ければ安いほど良いのですが、それを待っていると市場から良い状態の個体が無くなります。

だから適当なところ(ある程度値段が下がったところ)で手を打ちますが、今後、中古カメラの取り合いが起きると、中古カメラの値段がそれほど落ちないうちに、店先から欲しいと思っているカメラが無くなってしまうかもしれません。

 

つまり中古の状態の良いカメラを手に入れようと思ったら、悠長なことは言ってられない、のんびり構えてはいられなくなります。

取得が大事、価格は目をつぶるとなれば、当然、購入価格は上がります。

場合によっては、新品とさほど変わらない値段になるか、却って新品の方が安いかもしれない。

これは困ります。

 

そしてこれは杞憂かもしれませんが、一度市場から無くなったカメラは再放出されないのではないかという気がしています。

数年前に発売されたカメラでも十分な性能を持っていますから、多くの人が、敢えてそれを買い替えようとは思わないのではないかと感じるからです。”とりあえず、カメラも一台持っておくか、あとはスマートフォンがあるから”というイメージです。

 

これも困ります。一度購入のチャンスを逃すと、次のチャンスまで長い時間を要するかもしれません。

 

上に書いたとおり、別にそのカメラが無いと撮影に困るということは全くありませんから、プロの写真家のような死活問題にはなりませんが、長い間、所有の欲求に突き上げられているのは嫌なものです。

買ってスッキリするか、さっぱりと諦めるかですが、なかなか諦めるというのが難しい。

 

ですが、今後は良いものを見つけたら値段の方は妥協してさっさと決断するか、最初から競合が激しそうなカメラについては何も考えないようにしなくてはならなくなるかもしれません。

だらだらといつまでもよだれを垂れ流していて、結局手に入らないのは嫌ですからね。

 

購買欲をそそられますから、これからはカメラ屋に行って、新型カメラを見たり触ったりは駄目ですね。

 

…。

R3やZ9、触ってみたいなぁ。

 

中古カメラの値段の相場が上がってしまう事が杞憂で終わることを願っています。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう。

さようなら。

 

 


中古カメラの在庫が減って来ているというお話し その1

2021-12-27 22:21:11 | 写真撮影/撮影機材

Uさん、こんばんは。

行きつけのカメラショップの中古カメラの在庫が急速に薄くなっています。

 

特に、SONY製品とミラーレスカメラとCanonのデジタル一眼レフの在庫が減っています。

以前は、SONYのミラーレスカメラは溢れるぐらいあったのですが、今は数えるぐらいしかありません。

残っているのものも、少し値が張るα9が中心です。

 

Canonの、EOS 5D Mark3からMark4あたりの基幹モデルがショーケースから消えました。

Rシステムの比較的新しいものは逆に増えてきています。R3発売の影響でしょうか。

 

NikonやPENTAXなど、他のメーカーはこの2社ほどではないようです。

 

ただ、近傍の繁華街にある、パソコンのリサイクルショップのデジタルカメラコーナーは、メーカーを問わず、品数が大分少なくなっていて驚きました。

引き合いが多くて、市中から急速に無くなっているのか、中古品の放出が少なくなって、店先のものが次第に数を減らしているのか、そのどちらもなのか。

 

最近発売された新型カメラが軒並み供給遅れになっているという話題は、一般ニュースでも取りざたされています。

元より、既売となっている現行の一部のカメラさえ、次々と受注停止になっています。

また、あるカメラは予約販売となっていて、注文しても受取りに2・3か月を要します。

 

現行品が予約だなんて、受注生産品ではあるまいし、以前の状況では考えられないことです。

デジタル一眼レフ(ミラーレスカメラ)のほとんどは、コモディティ化していて、市中在庫で大体間に合っていたのですから。

 

それと、ここ数年で発売されたカメラやレンズは、高額のものが多くなってきています。

一般の方がおいそれと買う事が出来ないような金額です。

 

まだ廉価なカメラはありますし、売り上げ台数の上位は、以前と変わらず比較的低額な入門機が多く占めています。

 

しかしながら。

Nikonなどはデジタル一眼レフの入門機の生産・販売を止めてしまっています。

経営ポリシーが変わってしまって、儲けの少ないデジタル一眼レフのエントリー機はもう取り扱わないのです。

 

こうした動きは、じわりじわり他のメーカーに波及するかもしれません。

ただ、Canonは市場占有率をかなり気にしているようなので、シェアが稼げるエントリー機の縮小は大分先でしょう。

ですが、いつかCanonでさえ、開発・販売方針を変えるかもしれません。

 

気が付かなかったのですが、以前は多く見られた10万円以下のダブルズームキットなんて、型式遅れか、オリンパスのものを除いて、ほとんどなくなっていまっているんですね。やはりカメラは高くなっているようです。

 

スマートフォンに押されて、カメラ自体が売れなくなってきていますから、メーカーでは単価を引き上げて利益を確保しようとしているのかもしれませんし、そうやって開発費を回収しているのかもしれません。

 

こうしたカメラの新規需要の減少は、結局中古カメラの放出の減少に繋がります。

 

中古カメラの重要の高まりは、恐らく、こうした新品カメラの入手困難性を受けたものなのでしょう。

 

勿論、全てのカメラショップでこのような状況になっているわけではなく、また、メーカー別によく見ると、以前同様、在庫状況が余り変わっていないものもありますから、今のところ、在庫の減少は一部における動きなのかもしれません。

 

けれど、構造的にはデジタルカメラの減少は避けがたく、この流れを受けて、中古カメラ(特に最近のデジタル一眼レフやミラーレスカメラ)の在庫僅少は次第に深刻になっていくでしょう。

人気のある機種から、次第に人気の無いカメラにその影響は波及しそうです。

 

さて、これからどうしましょう。

今日はここまでです。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう。さようなら。

 

 


PRIMARE プライマーPRE30はバックアップ(ストック)機材へ

2021-12-18 21:05:28 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

 

PRE30を導入してから、この機種をどう評価してよいか分からず悩んできました。

世間での評判の良さと、自宅での再生時に受ける印象に乖離があった、というのは先の投稿で書き込みしたとおりです。

 

PRE30を使うたび、どこか良いところ、何かの美点をいつも探していました。

ここがこいつの良いところだ、と自分自身を説得させていることに気が付いてから、このアンプが少し嫌になりました。

 

他にもプリアンプは持っています。

引っ込み思案なPPE30と比較すると、元気な他社のアンプの良いところが目に付きます。

 

プライマーのプリアンプにはプライマーのパワーアンプ。

でもパワーアンプまで複数導入するのはかなりの負担です。設置の場所もありません。

 

悩みは深まり、このままではPRE30の運用が止まって、機器が遊休化する恐れがありました。

だったら手放してしまった方が良いのではないかという話です。

 

ですが、一度手放してしまったあと、再び欲しくなっても、良品はもう手に入らないという危惧があります。

今の個体は、大変状態も良く付属品も揃っています。所謂ミントコンデションです。

そう考えると、PRE30を手放すのに悩み、再び美点探しの航海です。

 

そうこうしているうちに、前回の投稿の使いこなしを見つけました。

ここでのPRE30の音質に不満はありません。他のアンプでは出ないPRE30の独自の音があります。

 

ということで、結論は出ました。

普段使いは別のプリアンプとなりますが、PRE30は当面手元に残し、時々その音が聴きたくなったら、アンプの火を灯すことにします。

当面のことですから、将来はどうなるかは分かりませんけれど、現時点での終着点です。

 

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう。

さようなら。