全世界・・・といっても過言のないでしょう、の美容界に多大な影響を与えた、真の意味での伝説の美容師、ヴィダル・サスーン氏が9日、逝去されました。
彼の登場まで、女性は髪の毛先をレザーでカットし、パーマをかけ、アミカーラーで巻いて乾かした後に、逆毛を立てて髪型を作り、スプレーでする・・・ようなやり方を強いられ(?)ていたのです。当時はそれが当たり前だったとはいえ、手間は大変だったろう事は想像に難くありませんね。
60年代の終わりから70年代にかけて、サスーンや、彼の弟子が次々発表したスタイルは、「ボブ」「レイヤー」「イサドラ」「ファイヤーフライ」「ファイブポイント」など、現代のボブやレイヤー等、すべての、本当に、すべてのカットの基礎になっているといっても言い過ぎではありません。
それまでのスタイルの作り方と全く違い、ハサミとクシで、各箇所に取り分けた髪を薄い板状にして切っていく、まさに今では当然のカット技術の開発者が、彼だったのです。
皆さん知らなかったでしょ?(^^)
コンテンポラリー音楽で言えばジャズ、車で言えばベンツ、つけ麺で言えば大勝軒とでも言うべき存在ですね。
偉大な開拓者に敬意を表しつつ、彼の大きな遺産であるカットで、人々に幸せをもたらせるよう、超超微力ながら、今日もがんばりたいと思います。
ご冥福をお祈りしつつ 合掌
明日からまた、普段通りの日常です。 後半は天気にも恵まれ、良いお休みを過ごせたかたが多かったのではないでしょうか。
明日からも、良い日になりますように
明日からも、良い日になりますように