気づけばもう、一月も終盤。新年の雰囲気もすっかり溶け込んで日常が繰り返されています。
お正月が恋しいなあ。なんといってもお餅が食べられる。
といってもお餅大好きな私は、食べたくなったら真夏でも買ってお餅食べますが(笑)。
今年も三が日だけで20枚は食べました。
お餅最高!!
気づけばもう、一月も終盤。新年の雰囲気もすっかり溶け込んで日常が繰り返されています。
お正月が恋しいなあ。なんといってもお餅が食べられる。
といってもお餅大好きな私は、食べたくなったら真夏でも買ってお餅食べますが(笑)。
今年も三が日だけで20枚は食べました。
お餅最高!!
おはようございます。ということで、仙台で目覚めて、いよいよこの日は帰る日です。
まず、朝食。
明るく清潔な食堂です。
簡単なセルフモーニング形式です。
ゆったりといただきまして。コーヒーおいしかったなあ。
いったん部屋に戻り荷物をまとめ、チェックアウトです。
ありがとう仙台。
そして車に乗りこみ、青葉城址へ向かいます。
伊達政宗の居城。今は建物は残っていませんが、さすがに見晴らしは最高です。仙台の街を一望できます。
政宗公。
石垣が立派です。
ちなみにこの政宗公は、地震で銅像が傾いたため、代替物に替えられています。
資料館で甲冑なども見ました。
名残惜しいですが時間があまりありません。
移動します。
続きまして、この旅最後の立ち寄り地・・・仙台かまぼこ館と七夕資料館です。
ここは、仙台の笹かまづくりの会社がやっている、一種のミュージアムですね。実演と実食もできます。
まずは仙台の七夕祭りの資料を見て…
風情があっていいですよ。
それから、出来立てのかまぼこをいただきます。
めちゃめちゃうまいです。
数年前の旅の帰りにもここに来て、絶対また来たいと思っていました。
満足満足。
こうして、足掛け10年以上、東北を旅していると、もはや懐かしささえわきますね。今回も来られてよかった……という気持ちが溢れます。
さて・・・本当に名残惜しいですが・・・帰るとしましょうか。
東北のおいしい空気ときれいな空、数々の思い出に見送られながら、一路関東を目指します。
夕方4時に出発です。11時には着くでしょう。
何か所かのSAに立ち寄って、休憩を取りながら走り続け、前回立ち寄った南相馬のSAにも止まりました。
あの時、復興商店街跡地の向かい側で食べたたこ焼き屋さんの支店があり。
もちろんいただきました。
そしてまた走ります。
すっかり暗くなり。
休憩・・・
そして、帰り着きました~
いや~。長旅でした。
たっぷりブログにも時間使っちゃいましたが、これでもかなりはしょりました。
今回の旅は、自分にとって実に有意義でした。
会いたい人にも会えたし、行きたいところはほぼ全部回れました。
運転は確かに大変だったけれど、もはや第二の故郷と言っていいような岩手への旅。そして宮城、福島。
充実の三日間でした。
1563キロプラスちょいちょいの旅です。
また改めて総括的なことを書く時もあると思います。が、いったんここで一巻の終わりとします。
これからも自分の旅は続きます。東北へも行きますし、人生の旅もまだまだです。
震災を通じいろんなことがあったけれど、この日々を無駄にしないように、一日一日大切に。
これからも生きていきたいと思います。
中尊寺から仙台まで・・・およそ三時間ほどだったでしょうか。
途中休み休み行きまして。
街中で、この看板を見つけると、「来たな~」と思います。
ここまでで、約1170キロ。走りました~。
ともかく、予約していたホテルにはいります。
荷物を放り投げ、まず座って休憩。さすがに疲労。二日半で、一日平均500キロですからね。そして、夕食を摂りに街へ出ます。
仙台は、この時(長くかかってますが、10月後半の話です)もう寒くて、上着というか、コートを着ている人もいました。
にぎやかな繁華街を抜けて・・
牛タン屋さん!
いや~。おいしいです。抜群。
なんというか・・・焼肉にはない歯ごたえ。しっかりかみしめると味がじわっとしみだして、一枚でご飯一杯いけそうです。ラストオーダーに近かったにも関わらず、お店の人も嫌な顔もしないでむかえてくれ、気分良く食事ができました。
ここにだけでもまた来たいです。
大満足でホテルに戻ろうとして・・・おっと・・迷った挙句に。。。つい。
ラーメン行っちゃいました(;^_^A
おいしかったんですよここもまた。
こんどこそホテルに帰り・・・おやすみなさい。です。
いろいろと思うことがありながらも、陸前高田を離れ・・・。
旅の後半は、学びの時間に切り替わります。観光も入りますが。
一路、内陸のほうに車を向け、平泉を目指します。
そこにある、前回、前々回も訪問した「中尊寺」にもう一度行きたくて。
奥州藤原氏の本拠地で、源義経が最期を迎えた地です。
中尊寺につきました。
閉館時間ぎりぎりで焦りましたが、かえって人がいなくてよかったです。
金色堂です。
この中が見たかったのです。
残念ながら撮影禁止なので、ぜひ実際に行ってみてください。素晴らしいです。
権勢をふるって戦に明け暮れた藤原氏も、やがて善政を敷くようになり、一族の安泰と来世の成仏を願いこの堂を建てたとか。
結局は、権力も財産も、心を救うことには結びつかないのかもしれません。
そして、お隣の毛越寺にも行きたかったのですが。。。残念ながら時間切れです。
近くのコンビニでコーヒーを飲んだ後、一気に仙台へ向かいます。
さあ。いよいよ旅もあと一日です。
大槌を離れ、一路西へ。
被災地域訪問の最終目的地へ。
陸前高田市です。
ここも、山側へ行けば街が開けていますが、海側はご覧のとおりです。地平線が見えそうなレベル。そこここに震災遺構が残されています。
ここでは、時間の都合もあり車から視察するだけのつもりでしたが、やはり無理ですね。それは。降りずにはいられません。
伝承館を見つけ入りました。
映像展示や当時の物品などが置いてありました。胸が締め付けられます。
でももし、関心を持たれる人がいましたら、一度は足を運んでほしいと思います。
その後、館を出て。。。
まっ平らな海を見つめて車に乗り込みました。
最後の目的地です。
伝承館からほど近いかつての市街地で。
米沢商会建物です。
こここそ、2012年におとずれ、毎年通おうと決めたきっかけのひとつになった場所です。
当時の写真↓
震災の翌年。。10年前のあの時わたしは宮城の亘理町から山元町、そしてこの陸前高田にたどりつき、誰もいない夕暮れの中、ここに立ちました。
一年以上たった後でさえ、生々しく津波の爪痕を残す街の様子に絶句し、一人無言でシャッターを切りながら、ともすると泣き出しそうになるのでした。
街の人たちにも笑顔が戻り、活気が戻った様子を見ることはできましたが、あの時の光景を、忘れることは無いでしょう。
でも、うまく言えないのですが。。今回ここに来ることができてよかったと思うことができました。何というか、私の中でも一つの区切りがついたような。
そんな気持ちになりました。