次のことを書く前に、大槌の様子をお伝えします。以前訪れた時の写真を少しだけ載せます。
以前
現在
奥の山の形で場所が分かります。
あとは以前の写真です。
以前はこんな感じでした。
いまは、すっかり新しい顔になりつつあります。
子供たちが自転車で走っています。
しかも!
踏切!
そして駅!
ついに、鉄道の再開にもめどが立ったようです。
そして、大槌でいつも最後に行く訪問地。
復興きらり商店街です。
・・・これは、難しい問題なのですが、復興が進めば当然、ここはさびれていくわけで。
新しく町やお店ができて便利になれば、徐々に必要がなくなるわけです。
ちなみにできたばかりの頃。
ここから、現在の姿です。
今では開いているお店の方がすくいなくなっています。
昨年、買い物しながら詳しい話を聞いたシフォン屋さんも、なくなっていました。
新しいお店をスタートできたり、違う暮らしを始められるようになった人たちはいいけれど、まだまだここでの商売を続けざるを得ない人たちもいるようです。
そういう人たちには、ここの必要性が薄れていくのは、どうなのでしょう。
街の中の復興商店街は、あらかた廃止されて、どうやら最後はここに集約され、いずれは解散の予定になっているそうです。
それがいつになるかはわかりませんが、果たして皆さん、新しい出発ができるのでしょうか。とても気になりつつ。
新しくできた、復興の象徴的なショッピングモール「大槌マスト」の姿を最後に眺めて、街を後にしました。
どんりゅう庵ご訪問の際には、植山店長の体調をお気遣いいただき、栄養ドリンクを差し入れてくださったとのこと、大変感謝しております。震災から7年が経ちました。こうして情報を発信し続けていらっしゃる姿勢すばらしいです。私たちも「震災を忘れない」をモットーに活動を続けていきます。今後ともよろしくお願いいたします。