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「赤かぶ(温海かぶ)」の色素と健康効果☆

2018年02月06日 08時24分27秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

2月6日(火)の山形県酒田市は曇り、昨晩からの新たな積雪はありませんが気温が低く路面は凍った状態です。

今日の天気は、暴風雪、最高気温は2度、最低気温は-1度、降水確率は60~70%、夕方6時までの降雪量は1~4センチの予報となっています。

先日、お客様とお話しをしておりましたら、「赤かぶ(温海かぶ)」の色の話になりました。

「温海かぶ」は、砂糖と塩と酢を使って漬けるのですが、そのお客様は「色はどうやって付けるのですか?」と聞いて来ました。

そのお客様は、「赤かぶ(温海かぶ)」の色は着色しているものと思っていたらしいのです。

「赤かぶ(温海かぶ)」の色に関しては、まだまだご存じない方も多いのだなと改めて感じるとともに、まだまだPR不足だなと感じました。

「温海かぶ」は、果肉は白、皮が赤紫です。


漬ける前の状態の「温海かぶ」(漬物の梨屋本社工場)



「温海かぶ」を酢で漬けることで、皮の赤紫の色素が溶け出して、浸透圧により「温海かぶ」全体が赤紫になるのです。


漬物の梨屋「赤かぶ(温海かぶ)」



この皮の赤紫色の色素の素となっているのが、ポリフェノールの一種であるルブロブラッシンです。

ルブロブラッシンには、酸化防止作用があることが判明しており、老化防止やがんの予防などに効果が期待されています。

是非この機会に、「温海かぶ」の色素と健康効果を覚えて頂きたいと思います。



漬物王国 山形 漬物の梨屋ホームページ

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