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マハーバーラタ雑感:2

2017年12月06日 | 日記
インドの大叙事詩『マハーバーラタ』の筋立ては、日本神話の海幸山幸の話に似ていると思えてしかたない。

1.どちらの主人公も、天から降りてきた神様を父親とする。
2.1.にもかかわらず、主人公たちがその出自の正しさを疑われる場面がある。
3.どちらの主人公も、「燃える家」から出てくるという経験をもつ。
4.どちらの物語も、骨肉の争いが軸になる。
4-1.主人公は、「兄弟」によって追放され、異界に赴く。
4-2.主人公は異界訪問中に、武器を得る。
4-3.「追放」からもどった主人公は、「兄弟」との雌雄を決する戦いに勝利する。
5.どちらの物語でも、主人公の孫が、伝説的な王朝創始者である。

3の一致など注目していいのではなかろうか。それ以外には、各地の神話伝説にありがちなモチーフばかりのようでもあるけれど、それらの「組み合わせ方の類似」に注目してはいけないだろうか。いや、もう素人考えの域を出ないのだけれど。

はるか以前に東南アジアを軸にした(?)文化圏的なものでもあったのか…などと空想しているところです。大して勉強もせずに勝手なこと書きました。