ぬるい!砂糖も多い!

おいしいコーヒーが飲みたい

「時間的な前後関係」を「因果関係」であるかのようにおっしゃるか

2017年12月15日 | 日記
戦没者たちのおかげで現在の日本の繁栄がある。

…というような主張を聞くことがあるが、さて私にはこれが分からない。「おかげ」って?

身命をなげうって存亡の危機にある国を救ってくれた、ということか。足掛け15年におよぶ昭和の戦争って、日本にとってそういう戦争だったっけ。…あ、「そういう戦争だった」と、言外に主張してらっしゃるのか。(負けたんだから「国を救った」わけではないように見えるが、国体は護持されたし。)

そんなことを言うつもりではない、ただ、召集されて戦場で命を落とした人たちを忘れないでほしいだけだ、ということかもしれない。もちろん死者を悼むのは当然のことだし、悼むことが「分からない」というならそいつは人でなしだと思う。

ただ、悼むことのうえに何か「意味」をかぶせて、しかも「現在」に結びつけることには、どうしても「死者の存在を振りかざして他人をしたがえようとする意志」みたいなにおいを感じてしまうのです。私ひねくれてますかね。