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落語のことなど

2017年12月22日 | 日記
これまでに聞いた落語のなかで、いちばんおもしろかったのは、関西テレビの「花王名人劇場」で見た桂米朝「地獄八景亡者戯」。おもしろかったなあ。

名人劇場といえば(落語から話がそれるが)初めてダウンタウンを見たのもこの番組だった。この世のものとは思えない面白さに悶絶したものだった。

一方、おもしろい「落語家」と言えば、笑福亭松鶴。実は私は松鶴の落語を聞いたことがない。かつて、若いころの鶴瓶が出ていた番組に、松鶴の短いコーナーがあり、それをよく見ていたのである(松鶴は鶴瓶の師匠)。5分ほどのコーナーで、内容はただの世間話であった。それがなぜか、滅法おもしろい。落語家松鶴その人が、なんとも言えずおもしろいのだった。ちょっと忘れられない。

ちなみにその番組では、鶴瓶の弟弟子の笑瓶が、無言劇のショートコントを「幕間」にやっていた。これも気が利いていておもしろかった。

鶴瓶といえば、桂ざこばと二人で「らくごのご」という番組を深夜にやっていたが、これが実におもしろかった。客席から題をもらって即興で三題噺をつくる、というシンプルな構成だったが、毎週放送が楽しみでしかたなかった。

以上、懐旧談でした。