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2011年4月20日(水)00:43
仏原子力大手アレバのアンヌ・ロベルジョン最高経営責任者(CEO)が19日、都内で記者会見し、東京電力から請け負った福島第一原子力発電所の放射性物質を含む汚染水の処理について、「東電からは5月末から(浄化装置を)稼働させてほしいとの要望があり、対応を急いでいる」と述べ、汚染水浄化システムの設置準備を進めていることを明らかにした。当初は6月末の稼働を予定していたが、東電が前倒しで稼働を求めたことに応じる意向を示したものだ。汚染水の浄化装置は、化学物質を投入して放射性物質を沈殿させて取り除く仕組み。放射性物質の濃度を1000分の1~1万分の1に減らすことができる。1時間に約50トンの汚染水を処理できる。
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