mcHFのファームは毎月改善・バグフィックスされリリースされており、今回は最新ファームV1.6のフィールドテストを実施した。
(V1.5以降は大幅なソースコードの改変があり、トラブルが出る可能性がある)
今後mcHFはメインRigとして「国内の移動運用」で活躍して貰う予定だ。
なのでファームの品質確保は非常に重要だ。パイルの最中にシステムダウンでは、話にならない。
ん?「素人にそんな事できるのか?」って声がする。実は会社では開発部門のバグチェッカー(品質保証担当)として長年活躍?していたからな。
フィールドテストは、自宅近くの某公園で行った。開始は14時頃、しかしコンディションは4,5,6がガンガン入感するが応答局はボツボツ。
新たにM2キーでAGCのパラメータ設定が追加されていて・・コンディションによってパラメータを変えられる。(V1.6)
OFFからFAST,MED,SLOW,VerySLOW。設定が変わると聞こえ方も変化する。(V1.6)
自分にとってはDSPを切った方が自然な音で使い易い。ただAUTONOTCHは入れても音質に影響が無いので、これは使える。(V1.6以前から)
午後3時を過ぎた頃から各エリアが入感し始め、Waterfallに赤い(RS59)のシグナルが増えてきた。
[V1.6のファーム]
上記は受信時の画面。帯域幅は1.6kと狭いが音はメリハリの利いたしっかりした音だ。
CWモードでは垂直に立上がるフィルターのお陰で各信号の分離が良い。
これをメインリグとしても問題は無さそうだ。本当は7300が欲しいところだが・・
テストの結果は・・機能は従来よりも更に充実してきて良かったが、試験運用2時間で1回突然ダウンするトラブルがあった。
(電源がショートしたときのようなダウン)
まだまだ、未成熟な感じだ。それだけでなく・・他にも同様なバグを見つけた。
V1.6は予想通り、成熟したファームではない。現状のV1.1.4の方が安定性は抜群だ。
なので・・V1.6は不合格!国内仕様の最新版は当面V1.2とするしかないだろうな。
人気のKX-3よりも価格は1/3以下、KX-2の1/2を考えるとコスパはかなり高いと考えているが。
気が向いたら皆さんも手に取ってみて下さい。
私はブートローダー書き込みが出来なく、先に進められないまま足踏みしています。
早く動くことを願いつつ、動作している情報を閲覧して楽しませてもらっています(^_^)
はじめまして
「ブートローダー書き込み」はWindowsPCであれば比較的簡単に出来ます。
「BAND-」を押したままで「POWER」を押すと赤と緑のLEDが点滅します。
(この時ディスプレーも点灯してませんので・・本当に出来るのか?と思いました。)
これでCPUが動作している事が確認できます。
あとはUSBケーブルをmcHFに繋げば・・認識するはずです。
1.6は、バグが多く、2.0,2.2は致命的な問題があって音が出ません。
2.2のバグ対応版のソースが出たら国内仕様に手直しします。
その他、質問等御座いましたら
7k3diwアッとのjarl.comまで御連絡下さい。