最近は色んな所?で使われて研究会メンバーに拡散しているもの、DCDC電源。
メンバーの一人は発電機運用からDCDC電源運用に完全に切り替え静かに移動運用を行っているようだ。
但し注意点が必要である。430MHzFMモービル機以外でフルパワーで送信すると大変なことになる。
バッテリー電圧が落ちてくると7Vになる。これを12Vに昇圧しているので無線機に10A流れると
少なくとも 12V x 10A = 120W必要。効率90%でも入力には133W程度必要。
つまり入力回路には少なくとも133W/7V = 約19Aの大電流が流れる。IC9100クラスでは最大20A程度流れるので・・入力電流は?40Aに迫る。
電源ケーブル、基板配線、保護回路はかなり厳重に考える必要がある。
国内でリチウム電池は売られているが、まだまだ高くて簡単には手が出ないのが課題。
そこで汎用のラジコン高容量ニッケル水素やお安い10AH以下のリチウム電源(2セル)から12V電源を作ろうという代物がこれ。
元々、12Vを14Vへ昇圧するCVCC、DCDC電源の分圧比を変更して7.4V→12VのDCDCに手直ししただけなので・・誰でも出来るか??
電池はamazonで探せばニッケル水素パックが3000円前後で4000mAH-5000mAHの電池がゴロゴロしている。
山岳移動で使用しているFT817やFTM10SならばこれをパラにしてDCDCで12Vへ昇圧。FMでも半日は遊べる。
DCDCは実験中に入力や出力を何度もショートさせて部品を飛ばし半導体を全て取り換えても直らず途方に暮れていると・・
飛んでいたのはアルミ電解コンばかり。あとは電流検知用の抵抗が殆ど・・半導体はほぼ無傷。
というわけで東京メトロの24時間券を買って上野界隈を散歩したついでに秋葉原に行きDCDC用補修部品を仕入れてきた。
アルミ電解コン、N-MOS FET、60Aクラスのショットキーバリアダイオード、20AのFuse。忘れていたDCDCコンバータIC!!
ショートさせなければ出番はないが・・・ま、これからも色々あるだろう。
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