10年目の……

土曜日に

中野Zeroホールで開催された

「骨髄バンク命のつどい」というイベントに

K'z danceのメンバーとして

参加させていただきました

念願の(！？)金髪

ウィッグですが…

これは　

今回披露させていただいた2つのナンバーのうちのひとつ、

WiCKED仕様です。

グリンダを演じさせていただきました。

ダンサーではなく　歌い手です。

ちゃんとした歌の勉強を全く経験してないしょーこには

すごくすごくハードルの高い役でした

本番3日前に行われた照明下見で初めて舞台上で歌ったんですが、

狭いスタジオでノーマイクで歌ってたのと全然感覚が違ってて　ヤバいくらいグダグダで

自分で聴いてみて

もう本当に逃げ出したいくらいでしたもん

そこから

スタジオ借りて実際にマイク持って何回も歌って　

毎回それを録画して確認して　

色んな方のアドバイスを思い出しつつ修正をかけて。

直前2日間の超突貫作業でした

こんな追い詰められたの、

10年以上前に参加してた

ミュージカル体験塾という演劇塾の公演で

「マリコ」という　田舎の集落に入り込めない

都会の女の子の役を演じたときに

公演直前の最後のお稽古場での通しの際に

演出家の先生に

「役を全て作り替えてこい」って言われた時以来　かな。

そもそも

そこまで追い詰められなきゃ動かない性格も考えものですが…

今回もすごくすごく濃い2日間でした。

そして　なんか　

自分にちゃんと向き合うことの大切さ、

出来てない自分に目を逸らさずちゃんと受け入れて

でも　見放さず　諦めず

最後まで信じてあげるのもまた自分自身なんだ　みたいな……

今まで長年　

いつも自信がなくてどこか不安定だった自分に

いちばん欠けていたものを発見できた感じです

(今まで、「臭いものにはフタをして、それで自己否定する」みたいな　そんな部分があったように思います。)

どんな自己啓発本より効果ありましたよ、ホント

そんな感じで….

いろんな意味で

すごくいい経験になりました

この役にキャスティングしてくださった

K'z danceの町永一美先生、

(思えば思うほど　ハイリスクなキャスティングだったと思います)

声楽的な知識ゼロのしょーこにわかりやすく指導してくださった、

本来　このグリンダを演じるはずだった

エミ先生(彼女はプロのオペラ歌手で、今回お仕事で出演できなくなり　それでしょーこにお鉢が回ってきた次第です。)

そして

こんなダメダメのグリンダに最後まで付き合ってくれた　

相方エルフィー(現役の声楽専攻の芸大生)や

プロの方も混ざった素晴らしいダンサーの皆さま

本当にありがとうございました！！！！

K'zのレッスンに初めて参加させていただいた2010年の9月から10年ちょうどのタイミングで、

忘れられない本番になりました。

あ、そういえば　マリコも体験塾10年目の公演だったなぁ。

……10年

長いな。

いつもスロースターターなんです。

まだまだ発展途上。

今回　与えていただいたものを糧に

さらに次に向けて頑張りたいと思います

あ、

今度はこんなに追い詰められなくても動けるようににしなきゃね。

その一夜漬け体質も改善しなきゃです。