ドクターリコの明日もHappy!

形成外科医リコの、美容と医療と育児と趣味のブログ。http://kitamurariko.com/

シャネル×シャネル

2009-10-03 09:55:28 | 演劇・映画・落語
ガブリエル・シャネルを扱った映画が2作品、同時に公開されているので、両方観てみたいと思い・・・・行ってきました



オドレイ・トトゥの「ココ・アヴァン・シャネル」と・・・





シャーリー・マクレーンの「ココ・シャネル」




「ココ・アヴァン・シャネル」は少女時代からココがデザイナーとして成功するまでの物語。オドレイ・トトゥがとっても綺麗です恋愛を中心に描かれていて、フランス映画らしい、説明の少ない、淡々としたストーリー展開です。ココのちょっとした変人っぽいところが面白く表現されていて、「貧しい孤児から努力した偉人」のワクから大きくはみ出したココが魅力的です・・・が、ちょっとわかりにくいところも期待していたほどファッションの話が多くなかったのも残念・・・良くも悪くも、淡々としたフランス映画っぽい仕上がりです



一方「ココ・シャネル」は1954年、ファッション界にカムバックしてきたココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)が、若い頃を回想していくストーリー。若い頃のココはバルボラ・ボブローヴァという女優さんが演じています
全編英語なのがけっこうな違和感ですが・・・映画としての面白さは断然こちらが好き
様々なシャネル・ファッションや香水No.5が生まれたエピソードなども盛りだくさんで、「シャネルの話を観に行くんだぁ~」という期待に応えてくれます



「楽しめる」映画だったのは「ココ・シャネル」フランスの奔放なココ・シャネルという空気感を味わうなら「ココ・アヴァン・シャネル」でしょうか
どちらもよかったし、両方見比べてみて、解釈の違いなんかがあったのも楽しめました
コメント
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