-------------------------------------------------------------------
「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。
-------------------------------------------------------------------
本屋さんで平積みになっていたので、何気なく手に取った一冊。
ある寝付けない夜、深夜1時に読み始めたら・・・・
設定としてはミステリーでは古典的であり普遍的とも言える「クローズドサークル」
うーん、ありがちだよねぇと思いつつ読み始めたものの・・・
とりあえずルール説明がされるまで読もうかな・・・このルールでストーリー展開するのかなぁうーん、もう少し・・・えやっぱりそうなるのでも、どうして・・・と読み進み・・・
半分まで読んだところでふと時計を見ると午前3時
本を閉じて眠ろうとしましたが、やっぱり続きが気になる(し、このままじゃ怖くて眠れない・・・)
というわけで、一気に読み終えたのが午前4時半・・・。はい。いつも通り、6時半に起きましたとも
うーん・・・面白かった、です。
ただ、途中までのぐんぐん引き付ける力に比べると、ラストは少しパワー不足?に思えました。
正統派ミステリーというよりは、ミステリー好きに捧げるクローズドサークルもののパロディといった楽しみ方がいいのではないでしょうか