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ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ。そんな時、「冷凍睡眠保険」のネオンサインにひきよせられて…
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演劇集団キャラメルボックスが次の公演で「夏への扉」をやるということで・・・
久しぶりに原作を読みかえしてみました。
SFの古典


SFを読まない人でも、きっとタイトルくらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
私も学生時代に読み、久しぶりに再読・・・やっぱり面白い

冷凍睡眠にタイムトラベル、ロボット・・・今読んでもちっとも古臭くなくて、とても50年以上前に書かれた作品だとは思えません

この名作をキャラメルボックスがどういうふうに料理してくれるのか・・・楽しみ
