ドクターリコの明日もHappy!

形成外科医リコの、美容と医療と育児と趣味のブログ。http://kitamurariko.com/

11ヶ月子連れハワイ旅記録 その3(離乳食のこと)

2018-06-11 11:25:48 | 日記
生後11ヶ月の息子を連れてハワイに行ったのですが・・・離乳食的には一番大変な時期に行っちゃったという感じでした。

これが半年前なら、ほぼミルクだけで済んでいましたし、きっと半年後ならある程度は大人のご飯を取り分けて食べさせられるようになっているのかな〜と。
11ヶ月の息子は離乳食後期、3回しっかり『離乳食』を食べますが、大人と同じものはまだ食べさせていません。しかも、ほぼ毎日私の手作り離乳食(冷凍ストックですが)を食べている息子、市販のベビーフードをあまり受け付けないんです
これじゃあ困ると思い、旅行の2週間くらい前からちょこちょこベビーフードも食べさせて・・・気分次第ですがなんとか市販のものでも食べてくれるようになってから旅行に行きました。

持参した食べ物は・・・
肉類の入っていないベビーフードたくさん
うどんの乾麺
レンジでチンするレトルトご飯
和風だしパック
レンジで作る蒸しパンパウダー

キッチンがあるホテルに宿泊予定だったので、ある適度は現地で作ってもいいかな〜と思ったのですが、使いたい食材がすぐに使いやすい量(なんか多そう)で手に入るとも限らないので、念のためにベビーフードは多めに。

アメリカは肉類、野菜や果物、生米(調理済みレトルトならOK)などの持ち込みを禁止しています。そして厳しいのは、『肉類』に生肉や加工肉だけでなく、肉エキスやパウダーが入った食品まで全て含まれること。
チキンエキスやビーフパウダーの入ったカップラーメンやスナック菓子もNGです。
コレがなかなか厳しくて

例えばこのベビーフード・・・

パッと見は、肉類が入ってなさそうなメニューですが・・・


裏の成分表示を見ると。

はい、です


こんな感じで、お魚系のベビーフードでも、チキン、ビーフ、ポークのエキスが入っているものがほとんど。検索魔になって調べまくった子連れ旅行ブログでは、『チェック無しで肉入りでも持ち込めました』という情報もあれば、『検査官は[肉]や[チキン]の日本語を読めるので、没収されます』という情報も。チェックをスルーできたらラッキーかもしれませんが、そもそも違反前提で行くのもおかしな話ですし、私は小心者でドキドキしてしまうので、厳密にルールを守って準備をすることにしました。

というわけで、ドラックストアのベビーフード棚を隅から隅までチェックして、キューピー、和光堂、ビーンスタークの7ヶ月〜12ヶ月向けベビーフードの中から肉類、肉エキス類が入っていないものを全部買ってきました。
肉なしのものは少なくて、3つのメーカー合わせても10種類くらいだったと思います。

そしてハワイで入国時に提出する税関の申告書。普通は飛行機の中で貰って書きますが、子連れで機内で書ける余裕があるかわからなかったので・・・アメリカ税関の公式サイトで事前にダウンロード、作成して持って行きました
『食べ物の持ち込み』で申告アリ、内容は『肉類無しのベビーフード、調理済みのレトルトご飯、粉ミルク、お茶』などと、引っかかりそうなところはしっかり記入。
これでばっちり準備OK


さて、いざハワイに着いてみると・・・
入国審査(子連れは優先レーンに案内されます)で税関申告書もチェック。張り切って詳しく記入していましたが・・・『ああ、ベビーフードね。OK!』って感じで、一瞬しか見てもらえず
その後、荷物をピックアップした後の出口にも係官がいましたが、申告書を集めているだけで特にチェックもなくあら、拍子抜け、でした。



実際の食事は…

まず、往復の飛行機内の機内食。「その1」にも書きましたがリクエストで頂ける「ベビーミール」は離乳食初期の赤ちゃん向けです。中期~後期の赤ちゃんや、お子様ランチ風の「チャイルドミール」が食べられる年齢前のお子さん連れなら、市販のベビーフードやおやつなど食べられるものを手荷物にして持って行ったほうがいいですね。往路の飛行機内までは肉類の入ったベビーフードもOKです



ハワイでは…

キッチン付きのホテル大正解でした。
トランプホテルではスタンダードルームでもキッチンが付いています。私たちが泊まった1ベッドルームオーシャンビュールームでは冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、調理用具も揃ったフルキッチン(自宅のキッチンより充実…)、洗濯機&乾燥機もついていて、離乳食も作れるし、子どもの服やもぐもぐしてしまうお気に入りのミニブランケットも毎日洗濯ができて大助かり
キッチンで大掛かりなお料理はしませんでしたが、うどんを炊いたり、味が濃くて息子が嫌がるベビーフードは出汁でのばしたり、雑炊風にしたりして、滞在中を乗り切りました
現地で調達した食材は牛乳、ヨーグルト、バナナ、フルーツいろいろ、パン。意外と「普通の食パン」が売ってなくて、ルームサービスでお願いしましたバナナはABCストアやスタバなど、いろんなところで1本ずつバラ売りされていて、とっても助かりますバナナ、離乳食期の神食材ですよね~

外出中に離乳食タイムが重なる時は持参したベビーフードを食べさせたり、私たちも食事をしながら、大人の食事からパンやフルーツなどをわけて食べさせたりしました。ワイキキにはたくさんのラウンジ(ツアーで使えるラウンジや、楽天、JCBなどのクレジットカードを持っているだけで使えるラウンジ)があるので、子連れの方は一休みしたり、離乳食を食べさせたり、授乳をしたり、おむつ替えをしたり…とっても便利ですキッズスペースのあるラウンジもあります

でもやっぱり一日中連れ回すのはかわいそうなのでスケジュールはかなりゆったりめに…
ちょこちょこホテルに戻って休んだり、離乳食3食のうち、朝夕の2食はホテルで食べさせるようにしました。持って行って良かったと思ったのは、乾麺のうどん、レトルトご飯。レトルトご飯は息子だけでなく、大人もデリでポケをテイクアウトして、ポケ丼にしてお部屋で食べました
コメント
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