コロナについて、私は感染症の専門家ではありませんし、何か書くと愚痴のようになりそうで、今までブログではほとんど触れてきていませんでした。
ですが、当初は数ヶ月で収まるのかと思っていたこのコロナ禍がもはや一年になり、まだまだ終わりが見えないこの状況の中で、幼稚園児がコロナおままごとをしているとか、小学生が皆黒板に向かっておしゃべり無しで給食を食べているとか、修学旅行や成人式が中止とか、大学一年生は同級生の顔も知らないままオンライン講義とか・・・聞くと切なくなるような話ばかりですね
私は形成外科医なので、コロナを含む感染症の患者さんを直接診療することはありません。しかし、感染症外来、コロナ病床を持つ医療機関の負担を少しでも軽減できるよう・・・私たちにできることを地道にやっていかなければならないと思っています。
私にできることは、形成外科医として、外傷の患者さんや局所麻酔で手術可能な患者さんに1人でも多く当院で対応すること。軽症のホテル宿泊療養の患者さんの病状についてのオンコール対応医師として協力すること。3月以降に始まるワクチン接種医師として出務すること・・・。
そして一個人として、母としては、自分自身がかからない、子どもがかからない、うつさないように最大限の注意をすること・・・。
まだ出口の見えないコロナ禍ですが、1日でも早く、子どもたちがまたのびのびと過ごせる世界に戻れますように、今、私たちにできることを粛々と。
