ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

雨でもなんとかなる男10

2022-06-13 21:17:54 | 旅行

まだまだ展示会の熱は
覚めていませんが
とりあえず途中で止まっていた
富士山の話を書いてゆきます。

最終日は富士の周りを車で
移動しながら、富士の姿を
満喫しております。
今は西側の富士五湖を回っています。

本栖湖、精進湖、西湖の湖は、
陸上ではつながっていないように
見えますが、地下の溶岩の隙間に
水のつながりが残っているんだそうです。
なのでこの西湖も古い湖ですねえ。



少し前になりますが、
この西湖に住んでいる魚が
一時大きな話題に
なったことがあります。

それが「クニマス」という魚です。



上がニジマス、下がクニマス

もともとクニマスは田沢湖の
固有種でしたが、
そこが河川流入とかの関係で
環境が変わり絶滅したんだそうです。

最終的に水路で飼われている
個体しかいなくなったので、
その個体の卵をこの西湖に
投入したんだそうです。

でもその後、西湖で
発生したという情報はなく、
ニジマスなんかとあわせて
とられても黒い色のニジマス
みたいな感じで注目されなかったそうです。

ところが何年か前に、
あのさかなクンがこの黒いニジマスは
「クニマス」なんじゃないか
と大学に持ち込んだところ、
やっぱりそうなんだ
ということになり、
少し騒ぎになりました。

絶滅していたといわれる魚が、
ここで繁殖している
ということが分かったのです。

命のつながりというのは
すごいですねえ。

人間は卵をまいただけで、
あとはたいして何もしなかったのに、
知らない間に増えているとは
もうびっくりですねえ。

それにしてもさかなクンって
すごいですねえ。
最近テレビで放映されている
魚番組もなんかとっても楽しいです。
魚の生態が好きだし、
食べるのも好き、
なんか魚愛にあふれていますねえ。

おかげでdoironも
魚屋さんの飲み場の近くにいったら、
最近は思わずレッツギョーと
言ってしまいます。

この西湖も愛すべき湖なんでしょうね。



その湖岸からながめる富士の姿がこれ。



いい感じですねえ。
「富士山の~」とか詩を
歌いたくなりますねえ。
そんな才能はありませんが・・・。

でもねえ、ほんとに他には何も
用事や役割がなければ、
そしてお金もあればこんなところにきて、
じっくりと絵を描いてみたいなあ
って思いますねえ。

さあ、これで「せのうみ」の痕跡である
富士五湖3湖を回りました。
次に行くのが「河口湖」ですね。

富士五湖の中では最も北にある湖。

湖岸線の長さは富士五湖最大で
深さは15m程度。
もともと水の流出経路がなく、
たびたび水害を発生させたが、
今は河川につながるという
「河口湖」になっている。



富士周遊の国道を走っているだけでは
なかなか湖に近づかないが、
この湖は富士五湖の中で
最も早く観光地化されたところだ。

河口湖遊覧船や美術館、
ハーブ館などの施設もとても多い。
テーマパークや富士急ハイランド



などもあり、ゆっくり回るには
時間が全く足りなくなりますね。

交差点にあるこういう信号柱なんかにも、



富士山愛がしっかり込められています。

残念ながらいろいろ目移りして、
湖そのものにもあまり
近寄れなかったです。

さあ、そしてここから
富士五湖最後の湖である、
山中湖を目指しましょう。

おひるなので、食堂なんかも
見ながら進んでいきます。

と、その前に、今回この場所の
旅行に来た最後の目的である
場所を目指さないといけませんね。
山中湖に行くまでにあるはずです。



「小池邦夫絵手紙美術館」です。

doironが絵手紙を始めた時期に、
とても意識したのがこの小池邦夫氏でした。
絵ってどうして描こう、
書いた手紙に何を書こうと
悩んだりした頃に、当時よく通っていた
図書館にあるこの人の本はしっかり
借りてきてみて考えたものです。

その人の絵手紙メッカ
ともいわれる美術館がここにあるのです。

続く

コメント
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