ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

四国絵の展示会に向かって51

2023-05-07 20:55:12 | プチ旅行

今回の展示会のテーマは
四国八十八ヵ所といわれる巡礼のお寺です。
四国にある空海ゆかりの
仏教寺院群を選んでいます。



これらをすべて訪ねて、
全部のお寺で目に入った
名所を絵にしてきました。

とはいえ巡礼素人のdoironですから、
仏教思想に照らし合わせて
なんて言う立派なものばかりの絵を
描いているわけではありません。

なかには、めだかの絵しか
描いていないお寺もあったりします。
なのでまあ全然たいそうな
ものではないのです。

そんな寺関係の展示を間もなくするのですが、
一度近辺のお寺にその雰囲気は
どうなのかなど少しでも味わいに
行ってみることにしました。

と言えば格好いいのですが、
何か人を楽しませるのに、
寺はどんなことをやっているのか、
きれいな写真は撮れないだろうか、
あるいは絵の素材が見つかったり
しないだろうかというような、
ひま人の好奇心巡らせつつ、
有名なお寺巡りをしてみようと
出かけることにしました。

行き先は、奈良市西ノ京にある薬師寺。

ここの東塔の落慶法要が
つい先日行われたところだ。
東塔は鎌倉時代から残る建物で国宝。
これの修理の落慶法要であるから、
派手に行われました。

まだまだ薬師寺内には
その余韻が残っているはずである。
寺のおもてなしについて
勉強しに行くつもりで訪ねて行った。

西名阪の郡山から北上してゆく。
道にある案内を見ながら進んで行くと、
近鉄線橿原線の西ノ京駅の
横に薬師寺がある。
南側にある大きな駐車場に
車を止めて歩いてゆきましょう。

乗用車の駐車場とその東側には
バス専用の駐車場もある。
ただこの日はバスは一台も
来ていないので、混んではいないようだ。

木漏れ日の参道を歩いてゆきましょう。
時々吹く風には
もう夏のにおいも混ざっている。
この寺の開創は680年。
もう1300回以上の夏を迎えている。



中門のところから、中に入るのは有料だ。
時期によって異なるが、
今は通常で1100円となっている。
1000人来れば一日110万円。

凄いとしか言いようがない。

1100円だと東塔、西塔の中を
見ることはできないが、
まあさほど今日はそんな塔の
中身に興味があるわけではない。

門を越えて中に入ってゆきましょう。



正面には金堂がデーンとそびえます。
そして左には西塔があります。



六重の塔のように見えますが、
実は三重塔です。

西塔は1528年に焼失しましたが、
昭和56年に再建されました。
初めてここに行って
記憶に残っているのが18歳の時。
昭和49年でしたから、
その時は塔は一つしかなかったのを
覚えています。

その一つというのが右側にそびえる東塔です。



鎌倉時代から残る建物で、
今は国宝になっています。
いずれの塔も上部の水煙のところに、
きれいな色のきれのひもがついていました。
たぶん落慶法要の時の名残でしょう。



建物は荘厳な感じで、
まるで空に向かって音楽を
奏でているような姿。

「凍れる音楽」と言われています。

仏教で人々を収めようとした昔の人々が
奏でた熱い音楽なわけですね。

特別拝観券を持っていないので
遠くから眺めるだけで、
doironは正面の金堂の中に入ってゆきます。
ここも昔に来た時は仮堂だったともいます。



あの有名な高田後胤が話しているのを
聞いたのか、それともそれは
テレビだったのかよくわかりませんが、
この道の中にある薬師如来や
日光菩薩、月光菩薩のことを話していた姿は、
何となく記憶に残っています。

ところどころに笑いどころの混ざった
面白い話をしていたように思います。

続く


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四国絵の展示会に向かって50 | トップ | 四国絵の展示会に向かって52 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

プチ旅行」カテゴリの最新記事