六甲に来た時にもっていた地図は、
六甲全山縦走マップという
市民団体が監修したハイキングガイドです。
縦走道の部分は赤で濃く書かれているので、
とても分かりやすくていいのですが、
エスケープ道の住宅地部分の道が
わかりにくいです。
なので何回かに分けて縦走する時は
そこまでのとりつきがむつかしい状態です。
道に置かれた英語交じりの道標なんかを
見ながら歩いていく必要があります。
まあ一般の登山者や、
近隣に住む人々の散歩道的な
印象の強い道もありますので、
さほど迷ってしまうようなことはありません。
この時にdoironが向かっているのは
縦走路では「東山」と呼ばれる山です。
前回通過したので、
先ずはそこまでは縦走ではなく
予備に歩くことになります。
どんどん上ってゆきますと、
ああやっと広場に出ました。
ここから縦走が始まるわけですね。
ん?でもなんか前回と雰囲気が違うなあ。
ああ、まだ東山ではなかったわあ。
何人か休憩しているので、
てっきり登頂と思っていたのですが、
まだの様です。
この段階で登りが続いて結構足にも
来ていますねえ。
縦走路を歩くときは、
もう少し町に近いところから
降りるべきでしたねえ。
下山に時間をかけてると、
登りで勢力の多くを使ってしまうよなあ
とかなり反省しましたね。
今日のコースでは、
縦走路が駅の横を通るコースに
なっているので、がんばって
そこへは行こうと、この段階で
強く気持ちを固めることになりました。
とまあそうしているうちに
ようやく東山に到着しました。
少しスリルのある馬の背をぬけて、
たどり着いてほっと一息
のところですね。
ああ、前回ここでビールを飲んだなあ
という広場でほんの少し休憩です。
1グループがいて、これから
板取の方へ下ってゆく様子です。
でもねえ、足元もちょっと怪しいような
高齢者もいて、あの馬の背を
超えてきたのかなあという感じ。
最近は高齢者の山登りも増えていますが、
ちょっとびっくりするような人が
登っていてドキッとすることも
たまにありますねえ。
この東山からは妙法寺の方へ
右へ左へとカーブを取りながら
どんどんと下ってゆきます。
かあなり急こう配ですね、
今回は登山靴ではなく固めの運動靴で来たので、
足の中指の爪に荷がかかっている感じです。
あとでわかったのですが、
今回の登山のせいでどうも爪がはがれそうです。
それにしてもなかなかこの辺りは
精神的にきつい縦走路です。
昔は走ったのになあ。
子どもたちの遊んでいる声が
近づいてきましたよ。
ポンと住宅地に出ます。
妙法寺地区ですねえ。
縦走路では馬の背前の高倉台の
住宅地以来二回目の街中を移動します。
高倉台にはスーパーがありましたが、
ここではコンビニがありましたので、
休憩かねて寄って行きましょう。
気温もかなり暑くなってきましたよ。
冷たい水を飲んで、
アイスクリームをいただきました。
ここであった足の速そうなお兄さんは、
「暑いですねえ。縦走ですかあ」
と聞いてきたので、
「今日は板宿から鵯越(ひよどりごえ)まで」
と答えると
「がんばりましょう。」と言ってました。
彼は摩耶山まで行く予定とのことです。
がんばるなあ~
続く
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