きのうここでお知らせしたように
塩梅(あんばい)」を
テーマにした絵をひとつ作りました。
樽に塩や梅酢をええ加減にして
つけていくというところから
いい塩梅で暮らそうという意味に繋げました。
物はもともとキュウリや菜っ葉、
大根などがあります。
そうして塩梅の絵を作っているときに、
いろんなことをイメージしましたよ。
そのようにしてまた別の作品に
つなげていきました。
そのイメージの一つに畑に生えている
大根の姿が思い浮かんできました。
大根は大きくなるときに
土からビョーンとはみ出したように
生えてきます。まるでその姿は、
収穫しようと抜きかけて
途中でやめたままになってるんじゃないの
って感じで、畑に突き刺さっているのです。
まあ見たことがある人には
すぐにその姿が思い浮かぶでしょう。
そんな大根を紙に描いたら、
思い浮かぶ言葉は
「土の中はどうなっているの、
しっかり伸びているの?」って
感じになりますね。
それをさらに砕いていったら
「伸びしろありますね」
みたいな感じになります。
絵にしっかり影もつけて
陰影をしっかりさせ、
元気な大根をかいて、
そんな言葉をいれています。
こうして作品になってゆきます。
意外にしっかりかけたので。
これは新聞投稿をしています。
なので、ここで詳細はちょっと
書けないのですが、新聞採用がなくても
展示会にはきっちりと
出てゆくことになるでしょう。
もう一つ、大根の絵から大根を
干している姿というのも浮かんできました。
doironのなかで見たことがある
大根の干し方です。
沢庵を作ったりするときに
こんな干し方をするところも
あるようです。
じゃ、そんな姿も描き進めて
みるかとその大根を干してる姿が
浮かんできたので、それも絵にかき
言葉を当てはめて見たのです。
絵の言葉のノートにはこう書かれています。
「干す大根→心を干す→
なかなかほしきれない心→恋心」
から絵の言葉につながっています。
ちょっとロマンチック過ぎましたか。
まあたまにはいいでしょう。
でもねえ文字を書き込むと、
大根が弱くなりますねえ。
なので、最後にこれらの大根を
墨で太く輪郭を描き上げたら、
まあ絵の強さもましましたね。
どちらを展示するかは
ほかの作品との関連の中で
決めていきたいなと
考えているのでありました。
以上、大根から二枚描き上げた
というアトリエだよりでありました。
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