ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

雪を踏みしめて高野詣で3

2025-01-18 21:09:30 | プチ旅行

高野山ケーブルの終点から、
高野山のメインのところまでは
通常バスで行きます。

でも昨年から女人堂の方を通ってゆく
バス道は、通れなくなっており、
大門経由のバス道で移動をしているようです。
そんなバスもチェーンをつけて
ゆっくり走ってようやく大門を超え、
金剛峯寺のところに到着です。

そのバス停の前には駐車場があるのですが、
いつも車で溢れている満車の駐車場も
この日ばかりはガラガラです。



この金剛峯寺で多くの人が下りましたが、
doironはそのまま終点の
奥の院の方まで乗ってゆきます。

もう道路はすっかり雪だらけで、
寺によっては除雪車を走らせたりしています。
こんな機材があるということは、
高野山は標高約800mの山の盆地だから
これくらいの雪は普通に
降ったりするんでしょうね。

そしてバスは終点の奥の院の入り口に到着です。

雪の積もった歩道の駐車場で
バスを降りると、うう寒いです。

以前、ここに来た時は昼食に
精進ラーメンをいただいたのですが、
ここで周りを見ると奥の方に
食堂らしきところがいくつか見られます。
弘法大師に逢った後は、
この辺りで昼食にしようかなと
チェックをしておきました。

さあ、ではここから奥の院の
最奥にいる弘法大師のところまで
歩いていきましょう。



道は雪なんですが、それを見越して
山用の靴を履いてきているので大丈夫です。
でもまあ道の隅っこには、
参拝客が歩けるように、
簡単に雪かきがされているので
そこを歩いてゆきます。

でも途中から山の中を歩き始めると
道の整備もきっちりされていません。



そこにある地蔵にも雪が積もり、
なかなかの風情です。



靴の中にはいってくる雪を警戒しながら、
しずしずと山道を進んでいきます。



そうそう、弘法大師には
毎日2回食事が運ばれるそうです。
朝の特急に乗ってここにくると、
朝食を運ぶ僧の姿が見れるのですが、
残念ながらこの時はバスが
遅れた都合で間に合いませんでした。
残念だあ。

そしてカメラの撮影なんかが
禁止されている御廰橋のところに到着です。



ここから先はカメラは使えません。
目で覚えてゆきましょう。

お堂の方を見ると、ちょっとなんか
工事の様子ですねえ。
電動工具の音も聞こえてきます。
案内を見ると、結構長期間工事を
するそうです。
お堂の上の方には上がって行けないように
なっているのですが、
弘法大師の御廰までは歩いてゆけます。
ぐるっと回ってゆきましょう。

この寺の裏の歩道は聖地です。
奥の弘法大師が入定した御廰が見えています。
線香をあげ、頭の中でお経をあげて
お祈りと感謝をあげておきました。
なかなか、天才の弘法大師には
笑われそうなことばかりですが、
頭の中の色んなことがいい方に
転がるようにしっかりと伝えておきました。

雪を踏みしめてここまで震えながら
やってきたのですから、
ご利益満載だといいですねえ。

両手を合わせてお祈りした後、
目を開けるとろうそくの明かりが
ふわっと動いたような感じでしたから、
これはきっと

「ようし、聞き留めたぞ」

という弘法大師のおしるし
だったのかもしれません。

続く


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪を踏みしめて高野詣で2  | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

プチ旅行」カテゴリの最新記事