髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

サクッと富士山一周ツーリング

2009-10-01 | ツーリング
シルバーウィークに富士山へ行ってきました。
恐怖の名古屋ツーリングと前後するレポですが、書いてしまっていたのでアップしますー。
画像は、先週に行ったときの画像です。
では、以下にレポート。


基本的に天邪鬼でへそ曲がりなので、周囲の人間と共に休日を過ごすのが苦手だ(接客業が長かったという理由も)。
という訳で、シルバーウィークは3日間アルバイトをして過ごした。
2日用意した休日の一日を使って、XL883Nで富士山一周をしてきた。

「富士山一周」は、2ちゃんねるの「東京日帰りツーリング」スレッドから参考にさせていただいた。
情報を得るのに時間がかかるが、やはり2ちゃんねるは調べ物には使える。
時間は丸一日あるので、すべて下道で行くことに決定。
まーたのんびりと9時ごろに出発した。

予定ルートは
20号(甲州街道)

76号

413号(道志みち)

138号

139号

469号

138号

413号(道志みち)

甲州街道へ

出発する直前に、ハンドルの位置を修正した。
ほんの少しでも手前に来るように、ハンドルバーを固定するボルトを緩めて手前にしただけ。
それだけでも若干ハンドルの位置が下がり、肩にかかる負担が減ったように思う。

20号を八王子方面にドコドコとひた走り、渋滞もなく順調に大垂水峠に入った。
風が爽やかで、日差しも鋭く気持ちがいい。
中央道、上の原の入り口で多少渋滞した。


名古屋から帰ってきて、洗車していないのに、たいして汚れていません。


そこから先は、先行するダンプがたまにいたくらいで、かなり空いていて気持ちよく走れた。
途中の道の駅で休憩しようと思ったが、凄まじい数のバイクが停まっていたのでスルー。
声をかけられたら嫌だな、と思ったからだ。
今日は人間以外との会話で忙しい。
孤独が楽しい日。

さらにヒタヒタドコドコと走ったが、気温がグッと下がってきた。
空き地に駐車して、用意していた防寒着を着込む。
ロングTシャツに、ロングデニムシャツ、その上にジャージだったが、これだけでは限界だった。
防寒着といっても、風を通さないレインパーカーみたいなもので、非力だった。
かなり寒さを我慢しながらも138号に到達。
ここで左折する予定が、何故か右折してしまい、流れに乗って山中湖を一周。
「ふう~。俺は富士山を一周したぜ」



と感慨にふけっていたが、冷静に考えればこんな短時間(数十分)で富士山を一周できるはずはない。
案内看板を確認して、自分の勘違いを確認。
このときで確か時間は11時半ごろ。
気を取り直してもう一度山中湖を一周してから138号を139号方面へ。
河口湖ICの酷い渋滞を通過して、一気に空いた139号をひた走る。

気持ち良すぎる。


やっぱりXL883Nのベストショットは後姿だなあ。


しかし、疲労と空腹がピークに達したと判断したので、ライダーの数が少ないことを確認してから道の駅「朝霧高原」へ。
13時ごろだっただろうか。
9時に出発してから、初めての大休止。
空腹だったが軽めに「山菜そば」を喰らってタバコタバコ。
エコノミー症候群寸前の身体を休める。

何人かの休憩している孤独ライダーを観察してみる(するなよ!)。

皆、ムスッとした表情でぼけーっとしている。
「俺はぜんぜん楽しくないぜ」
「今日で500回目のツーリングだぜやれやれ」
といった表情に見える。
でもきっと心の中では全裸でリンボーダンスでもしているのだろう。
もちろん自分もムスッとしているが、心の中では全裸でコサックダンスをしている。
身体は疲労しているが、心は軽い。
私は、ハーレー初心者だということがばれないように、格好良く発進しようと心がけていた。
エンジンを始動しようとして右ウインカーを点滅させる。
まあ誰も見ていないのだけど。

気を取り直して再び出発して、気持ちの良い景色と風を感じながらスイスイと道を間違えて進み、富士宮市街に入った。
富士山のこちら側は蒸していて暑い。
今回も地図は持ってきていない。

14時ごろだっただろうか。
469号に復帰して予定通りこなすか、東名で一気に帰宅コースに入るか、微妙な判断。
しかし、目の前に「富士サファリパークはこちら」という看板を見つけたので、それを目指すことに決定。
確か、富士サファリパークは469号線沿いにあったはず。
ややスピードを上げながら、とりあえずサファリパークを目指す。
何度かルートを失いそうになったが(予想外の左折があったような)、無事にサファリパークを通過した。

東京の渋滞が嘘のように、道は空いていて、本当に快適に走れた。
ドコドコとエンジンの音も、新しいジャンルの音楽を聴いているように耳に心地よい。
それを演奏しているのが自分だ、ということも楽しさにつながるのだろう。


どこかの湖ですw忘れちゃった~。こういった写真を撮るのが楽しいお年頃です。


今回のベストショットかな。言うまでもなく後姿です。


ここは、自転車の方々もたくさん見られました。邪魔しちゃって申し訳ないです。

再び道志みちに入り、行きでは敬遠していた道の駅道志に入ってゆっくりと休憩。
このあたりで薄暗くなった。
そこから先も、自分ひとりだけが走っているかのごとく道は空いていた。
調子に乗って倒してみたら、ステップがりがり。
けっこう暗くなっているのに、自転車の人たちは頑張って走っている。

その後も、甲州街道は大した渋滞もなく、20時ごろに帰宅した。
んー。400キロ弱の走行だろうか。
このコースはかなり楽しいと感じた。
天候の良い休日にもう一度走ってみようと思う。
コメント
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