「みなさん、今日はライブを見に来ましたか?」
のっちが手のマッサージをし、怒りながらオーディエンスを睨みつける。
「違うでしょ?今日はライブを「しに」来たんですよみんさんはぁぁぁぁぁぁッ!」
ここでかしゆかがブログのタイトル
「みなさんもPerfumeの一員ですから!」
と叫ぶ。
以上がライヴDVD「Perfume First Tour 『GAME』」のMCの一部だ。
Perfumeのライヴに参戦するたび、冒頭の挨拶「3人合わせてPerfumeです!」の掛け声で、一緒になって叫んでしまう。
しかし、客席を見つめながら「あそこのおっさんはPerfumeじゃないだろ…」などと思っていたりする。
明らかな矛盾だ。
そして何よりも私がPerfumeの一員ではない。
36歳いて座のAB型。チビのハゲでメガネの彼女いない暦5年くらいの足の指が臭いおっさんだ。
すね毛が濃い。
しかし、今回の「直角二等辺三角形TOUR」に参戦した私は
「ひょっとして…俺はPerfumeだったか?」
と感じることがあった。
以前の日記にも書いたが、Perfumeの楽曲は、ライヴを重ねるごとに完成度が上がっていく。
すでに仕上がっている音源に、我々オーディエンスの怒涛の声援と、会場の異常な熱気が加わって、最終的な仕上がりになる。
「何か物足りないな」と感じていたアルバム「⊿」の楽曲陣は、予測どおりライヴ後に聴くと、明らかに聴こえかたが変化している。
「自分=Perfume」
という狂気じみた考えは、実はライヴDVD『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』に付属している特典DVD「TOKUTeeeeeeeeeeN!!!!!」を見たときに思い至った。
特典DVDの最後の部分。
「アルバム『GAME』が1位になったら何でもする」
と約束してしまったマネージャーの「もっさん」が、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」のダンスを3人に披露する。
スポットライトを浴びながら、武道館の円形ステージにせり出してくるもっさん。
何故かスタイリストの人も参加している。
そのステージを客席から見ている3人。
すごく良い笑顔で、全身で喜びを爆発させている。
曲に乗り、声を出し、手を叩いてはしゃいでいる。
泣き出しそうなほどに笑っている。
↑たぶん、ヨダレと鼻水くらいは出ていただろう。
この3人の姿を見たときに
「まるで俺たちみたいだな!」
と感じた。
ライヴで興奮し、思い切り盛り上がっている自分たちを映されているような気分になった。
そのときに「俺たちも楽しんでいるけど、Perfumeも負けないくらい楽しんでいるのだ」と、しみじみと思った。
Perfumeが創り出す景色は、今まで見たことがなく、とても美しくて見どころが多い。
そしてその見どころの核心部は、私たちが創り出している。
その美しい景色は、Perfumeの3人も同時に見て、楽しんでいるのだ。
少なくとも、私が参戦した仙台、名古屋、大阪、横浜のライヴは、Perfumeの3人を含め、会場にいた全員は、ライヴを「しに」来たと思う。
一人一人が、「Perfumeの一員」となってライヴをした。
Perfumeのライヴを創り上げ、アルバム「⊿」の楽曲を磨き上げる最後の重要なパーツは、私たち一人一人なのだ。
「昨日は何してたの?」
「昨日は横浜でPerfumeしてました(キリッ)!」
とは職場では間違っても言えないが、横浜千秋楽に、私はPerfumeの一員として参加する。
のっちが手のマッサージをし、怒りながらオーディエンスを睨みつける。
「違うでしょ?今日はライブを「しに」来たんですよみんさんはぁぁぁぁぁぁッ!」
ここでかしゆかがブログのタイトル
「みなさんもPerfumeの一員ですから!」
と叫ぶ。
以上がライヴDVD「Perfume First Tour 『GAME』」のMCの一部だ。
Perfumeのライヴに参戦するたび、冒頭の挨拶「3人合わせてPerfumeです!」の掛け声で、一緒になって叫んでしまう。
しかし、客席を見つめながら「あそこのおっさんはPerfumeじゃないだろ…」などと思っていたりする。
明らかな矛盾だ。
そして何よりも私がPerfumeの一員ではない。
36歳いて座のAB型。チビのハゲでメガネの彼女いない暦5年くらいの足の指が臭いおっさんだ。
すね毛が濃い。
しかし、今回の「直角二等辺三角形TOUR」に参戦した私は
「ひょっとして…俺はPerfumeだったか?」
と感じることがあった。
以前の日記にも書いたが、Perfumeの楽曲は、ライヴを重ねるごとに完成度が上がっていく。
すでに仕上がっている音源に、我々オーディエンスの怒涛の声援と、会場の異常な熱気が加わって、最終的な仕上がりになる。
「何か物足りないな」と感じていたアルバム「⊿」の楽曲陣は、予測どおりライヴ後に聴くと、明らかに聴こえかたが変化している。
「自分=Perfume」
という狂気じみた考えは、実はライヴDVD『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』に付属している特典DVD「TOKUTeeeeeeeeeeN!!!!!」を見たときに思い至った。
特典DVDの最後の部分。
「アルバム『GAME』が1位になったら何でもする」
と約束してしまったマネージャーの「もっさん」が、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」のダンスを3人に披露する。
スポットライトを浴びながら、武道館の円形ステージにせり出してくるもっさん。
何故かスタイリストの人も参加している。
そのステージを客席から見ている3人。
すごく良い笑顔で、全身で喜びを爆発させている。
曲に乗り、声を出し、手を叩いてはしゃいでいる。
泣き出しそうなほどに笑っている。
↑たぶん、ヨダレと鼻水くらいは出ていただろう。
この3人の姿を見たときに
「まるで俺たちみたいだな!」
と感じた。
ライヴで興奮し、思い切り盛り上がっている自分たちを映されているような気分になった。
そのときに「俺たちも楽しんでいるけど、Perfumeも負けないくらい楽しんでいるのだ」と、しみじみと思った。
Perfumeが創り出す景色は、今まで見たことがなく、とても美しくて見どころが多い。
そしてその見どころの核心部は、私たちが創り出している。
その美しい景色は、Perfumeの3人も同時に見て、楽しんでいるのだ。
少なくとも、私が参戦した仙台、名古屋、大阪、横浜のライヴは、Perfumeの3人を含め、会場にいた全員は、ライヴを「しに」来たと思う。
一人一人が、「Perfumeの一員」となってライヴをした。
Perfumeのライヴを創り上げ、アルバム「⊿」の楽曲を磨き上げる最後の重要なパーツは、私たち一人一人なのだ。
「昨日は何してたの?」
「昨日は横浜でPerfumeしてました(キリッ)!」
とは職場では間違っても言えないが、横浜千秋楽に、私はPerfumeの一員として参加する。