髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

それでは聴いてください。Perfumeで「ドMFighter」

2010-03-06 | 儀式
いよいよ明日から、Perfumeのファンクラブ向け全国ツアー『パッと楽しく遊ぼうの会』が横浜でスタートする。
私は約一ヶ月後の高知公演に参戦する予定だ。

本来は、高知公演に参戦するまで一切の情報を遮断して、新鮮な気持ちで臨むのが正道と思われるが、今回はネタバレをできるだけ回収してから臨もうと思う。
というのも、過去2回の全国ツアーでの経験から、どんなにネタバレしても、想定の範囲外の感動が味わえたからだ。
逆に言えば、どんなに文章で素晴らしさや楽しさを書いたとしても、その感動はほんの僅かしか伝えられないということだろう。

もちろん、ネタバレを読んで平静でいられる訳ではない。

見たい気持ちを抑えて身悶えるのだ。
文章から伝わる僅かな情報を元に、想像や妄想を繰り広げて悶絶する。
簡単に説明すると、ネタバレをじっくりと読んでから、好きなメンバーの写真を胸に抱き、「行きたいにゃ♪行きたいにゃ♪行きたいにゃ♪」とつぶやきながら、布団やベッドの上を転がる(×5回)。

一見すると、やや変態的な行為にも見えるが、これはPerfumeファンの間ではポピュラーな作法で、「待ちうけ」と呼ばれている作法だ。
Perfumeメンバーの一人であるあ~ちゃんから発せられる「ココロの粒子」を全身で受け止めるために、身体中の「粒子受け入れ口」を広く開放する。
この作法によって、期待で胸がパンパンに膨らんだ状態でツアーを楽しむことができる。

それと、もう一つの作法がこれから始まる。
「待ちうけ」とは対照的な作法で、これは「聴かざる」と呼ばれている作法だ。
関西発祥と聞いているが、関東地方ではこの作法を実践している人は少ないといわれている。
私が知る限りでも、関東では18名ほどがこの作法を実践している。

これも簡単に説明すると、Perfumeの新曲が発表されて、ラジオやテレビなどでオンエアされても、そのすべてをスルーして、自分の手でCDをゲットするまで一切新曲を聴かない、というものだ。

フライングゲットの日に初めて新曲を聴き、PVを見るのだ。

これほどドM魂がくすぐられる作法はない。

私は、前回のシングル「ワンルーム・ディスコ」からこの作法を始めたが、これは中々実践が難しい。
特に気をつけなければいけないのが、ラジオ番組である。
Perfumeが出演する番組は元からシャットアウトするので問題はないが、うっかり聴いているラジオから新曲が流れ出す危険があるからだ。
それと、CD屋さんの前を通過するときも危険である。
もちろん、不用意にURLをクリックするのも危険だ。
また、私の場合は友人の妨害工作にも悩まされた。
「かしゆかの可愛い画像が集まったから、動画を作ったよ」
などと、YouTubeのURLを送られて、クリックしてみると、かしゆかの画像が集められた動画が再生される。
「むほ。むほほ」
などと画面を食い入るように見つめていると、突然に「ワンルーム・ディスコ」のPVが流れ出したりするのだ。
お陰で、CDを手に入れる前に、3秒ほどイントロを聴いてしまった。

それに激怒していると、再び友人が
「さっきはゴメンネ♪今度はちゃんとした動画作ったから」
と再びURLが送られてくる。
ジャジーで静かなBGMに乗って、かしゆかの画像が集められた動画が再生される。
「むほ。むほほ」
などと画面を食い入るように見つめていると、そのジャジーな曲が、カップリング曲の「23:30」だと判明する。

もっとも恐ろしいのは、この動画を作成した友人が女性で、それほどPerfumeに関心がない、ということだろう。
「ココロの粒子」を全身に浴びていないと、Perfumeはここまで人の心を狂わせる。

2度と同じ手は通用しないので(してるだろう)、もう友人の妨害工作には引っかからないが、敵はどんな手を使ってくるのか分からないので、注意が必要だ。

ともかく。

ツアーに関してのネタバレは明日から始まるライブレポをじっくり読んで悶絶したい。
4月発売の新曲に関しては、音源とPVを見ないように慎重に行動したい。

「聴かないドMプレイ」は、もっと何度も経験できるかと思っていたが、なんと前回のシングルから実に一年が経過した。
これだけ待たせるPerfumeの姿勢にもまたドM魂がくすぐられた。

かしゆか好きっス。
コメント (5)
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