どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『第14回 秘蔵の名品 アートコレクション展@ホテルオークラ東京 別館地下2階アスコットホール』

2008年08月25日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

ホテルオークラ東京 別館地下2階アスコットホールで開催されている<第14回 秘蔵の名品 アートコレクション展>へ行きました。

ホテルオークラ東京 <第14回 秘蔵の名品 アートコレクション展> 8月30日(土)まで

※展覧会のHPはないようです。


もう14回も開催されているんですね。全然知りませんでした。

西洋絵画、日本画、浮世絵版画の3つにわかれて展示していました。

まずは、西洋絵画で、気にいった作品を紹介します。

モネの<睡蓮(1914~17)>、<睡蓮(1897~99)>、の2点。

睡蓮の2点は、タイトルが一緒なので、区別するためカッコに制作年を入れました。睡蓮(1914~17)は、アサヒビール株式会社所蔵で、力強い感じで、もう一方の睡蓮(1897~99)は、淡い色彩で、優しい感じの睡蓮でした。

あと、<サンジェルマンの森の中で>も良かったです。

シャルル・フランソワ・ドービニーの3点も良かったです。特に<ボニエール近郊の村>はいいですよ。株式会社村内ファニチャーアクセス所蔵なので、村内美術館で観れるかも?

ギュスターヴ・ロワーゾの<エイ岬とフレール岬>は、海と空が明るい色彩でキレイな絵画です。

他にも、フランソワ・ブーシェの<プシュケとキューピッド>、エドガー・ドガの<ラファエルロの像>、ルノワールの<牛と羊をつれた羊飼いの少女>などが良かったですよ。


日本画で、気に入った作品。

若冲の<旭日松鶴図>・<松下群鶴図>良かったです。

ちょっと表具が面白かった。

<旭日松鶴図>の方は、鴨?が2羽づついて可愛らしかったです。


<松下群鶴図>は、吉祥を表わす、(福)と(壽)が交互にありました。(縁起がいいのでしょうね。)



竹内栖鳳の<虎>。

このトラは、対決展で観た、猫っぽい虎じゃなくて、きちんとした虎でしたあせあせでも、雄々しくなくて、ちょっと可愛らしい虎でした。所蔵が三の丸尚蔵館です。三の丸尚蔵館は良い作品を持っていますね。

他にも、松村呉春の<雪松小禽図>、北斎の<日月龍図>、横山大観の<富士に桜>、村上華岳の<<椿花図>などが良かったです。


浮世絵は、北斎の赤富士(凱風快晴)などが良かったです。


あと、1週間ほどしかありませんが、オススメですよ。


この後は、泉ガーデンタワー内にある<トラットリア・イタリア 六本木一丁目店>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。