※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
ホテルオークラ東京 別館地下2階アスコットホールで開催されている<第14回 秘蔵の名品 アートコレクション展>へ行きました。
ホテルオークラ東京 <第14回 秘蔵の名品 アートコレクション展> 8月30日(土)まで
※展覧会のHPはないようです。
もう14回も開催されているんですね。全然知りませんでした。
西洋絵画、日本画、浮世絵版画の3つにわかれて展示していました。
まずは、西洋絵画で、気にいった作品を紹介します。
モネの<睡蓮(1914~17)>、<睡蓮(1897~99)>、の2点。
睡蓮の2点は、タイトルが一緒なので、区別するためカッコに制作年を入れました。睡蓮(1914~17)は、アサヒビール株式会社所蔵で、力強い感じで、もう一方の睡蓮(1897~99)は、淡い色彩で、優しい感じの睡蓮でした。
あと、<サンジェルマンの森の中で>も良かったです。
シャルル・フランソワ・ドービニーの3点も良かったです。特に<ボニエール近郊の村>はいいですよ。株式会社村内ファニチャーアクセス所蔵なので、村内美術館で観れるかも?
ギュスターヴ・ロワーゾの<エイ岬とフレール岬>は、海と空が明るい色彩でキレイな絵画です。
他にも、フランソワ・ブーシェの<プシュケとキューピッド>、エドガー・ドガの<ラファエルロの像>、ルノワールの<牛と羊をつれた羊飼いの少女>などが良かったですよ。
日本画で、気に入った作品。
若冲の<旭日松鶴図>・<松下群鶴図>良かったです。
ちょっと表具が面白かった。
<旭日松鶴図>の方は、鴨?が2羽づついて可愛らしかったです。
<松下群鶴図>は、吉祥を表わす、(福)と(壽)が交互にありました。(縁起がいいのでしょうね。)
竹内栖鳳の<虎>。
このトラは、対決展で観た、猫っぽい虎じゃなくて、きちんとした虎でしたあせあせでも、雄々しくなくて、ちょっと可愛らしい虎でした。所蔵が三の丸尚蔵館です。三の丸尚蔵館は良い作品を持っていますね。
他にも、松村呉春の<雪松小禽図>、北斎の<日月龍図>、横山大観の<富士に桜>、村上華岳の<<椿花図>などが良かったです。
浮世絵は、北斎の赤富士(凱風快晴)などが良かったです。
あと、1週間ほどしかありませんが、オススメですよ。
この後は、泉ガーデンタワー内にある<トラットリア・イタリア 六本木一丁目店>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。