どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『狩野芳崖 悲母観音への軌跡-東京藝術大学所蔵品を中心に@東京藝術大学大学美術館』

2008年09月16日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

<音音 上野バンブーガーデン店>でランチをした後は、東京藝術大学大学美術館に移動して<狩野芳崖 悲母観音への軌跡-東京藝術大学所蔵品を中心に>を見ました。

東京藝術大学大学美術館 <狩野芳崖 悲母観音への軌跡-東京藝術大学所蔵品を中心に> 9月23日(火・祝)まで

http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2008/hogai/hogai_ja.htm




今回の企画展は、500円で観れるんです。

作品数は、80点ほど。(参考資料など含む。)


気に入った作品を紹介しますね。

16.布袋図

布袋さまがユーモラスで、軍配と瓢箪の酒入れ?を杖のぶら下げている図。


24.羅漢図

2幅あり、左右に龍と虎がいます。


模-2.寿星(原本・雪舟)

デフォルメされている。2頭身?かわいい?ですよ。


33.仁王捉鬼図(※2013年に撮ったもの。)


こちらの作品も、東京国立近代美術館 <揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに>で観て2度目です。フェノロサが取り寄せた輸入色料が使われおり、色彩豊かで綺麗ですよ。(特に床が・・・。)


36.獅子図 (※2013年に撮ったもの。)


獅子の鬣(たちがみ・たてがみと同じ意味)が風になびいていていいんです。(獅子・唐獅子好きなので。)


41.不動明王


体が黒いので、衣の色が映える。後に炎が観えない?(遠目に観える?)※不動明王なら、背に赤々と燃えたぎる炎があるはずなのに・・・?


42.大鷲

とにかくデカイんです。サイズ→325.3×203.9


57.非母観音


観音様が、優しく微笑んでいるように観えます。慈愛を感じます!!

芳崖の<悲母観音>を観るのは、2度目で、前回は2006年の11月ごろに開催した東京国立近代美術館の<揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに>だったと思います。約2年ぶりの再会です。


非母観音の下絵がたくさんあります。それらと見比べるなどしてみると面白いかと思います。

オススメですよ。


帰りに空を撮ってみました。



今回もたくさん、素晴らしい作品を観ることができました。

ありがとうございます。