※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
ぼくらわ 東京国立近代美術館で10月17日まで開催していた<上村松園展>の後期展示を見たのだ
ぼくらわ 前期展示のときも見に行ったので 展示替えをした作品を中心に見たのだ
↓前期の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3a0bc31bcc5d98ab6200fce2cb5274d6
中でも1番良かったのわ 重要文化財の<序の舞>なのだ
着物の裾や袖が光る雲の模様で 帯にわ 飛び立とうと翼を広げた2羽の鳳凰の柄なので ぼくわ 鳳凰の飛び立つ姿を舞っているように思えてきたのだ
あと テレビで孫の上村淳之さんが言っていたけど 『この<序の舞>わ 淳之さんのお母さんがモデルだった』と言っていたのだ
他にも <蜃気楼>や <待月>が良かったのだ
前・後期両方見て ぼくわ やっぱり松園さんの描く女性が好きだと 改めて思ったのだ
東京会場わ 終わっているけど 松園さんが生まれた地の京都で 巡回するので お近くの方わ ぜひご覧くださいなのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
東京国立近代美術館 <上村松園展> 終了しました
http://www.momat.go.jp/Honkan/uemura_shoen_2010/index.html
作品リスト
http://www.momat.go.jp/Honkan/uemura_shoen_2010/list.html
展示替えとなった10点を中心に見ました。
気になった作品
9.蜃気楼
下にある蛤の中から出た煙から現れた女性が描かれいる。煙の中から現れているので、着物が波の模様であったり、帯もサザエなどの貝の柄。<焔>のように足元は描かれてなく、幽霊のようである。
63.春雪
65.初雪
<春雪>と、<初雪>の2点はほぼ同じ構図で、着物の色や帯の柄などもほぼ一緒。<初雪>は上半身のみで、<春雪>は全身像。
77.序の舞 重要文化財
舞の一瞬を切り取ったような、凛としていて緊張感のある作品。テレビで言っていたのだが、序の舞のみモデルを使用したそうで、このモデルは、のちの息子の松篁(しょうこう)さんの嫁。
解説(の一部)に書いてあったが、『松園は、「私の理想の女性の最高のもの」と述べていた。』
84.待月
橋の欄干?に頬杖をつき、月が出るのを待っている女性が描かれている。下の生地が透けた着物や帯の柄(楓に流水文)から判断すると、夏の終わりの時期だと思える?
前期展示と同じで後期も混んでいましたが、<序の舞>など、見たかった作品をじっくり見ることが出来たので満足なのですが、松園さんの大きな展覧会は、当分ないような気がするので、寂しい気もします・・・。
来月から、京都に巡回ですので、お近くの方は、ぜひご覧ください。
巡回情報
京都国立近代美術館 11月2日(火)~12月12日(日)
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2010/383.html
この後わ 新御茶ノ水駅に移動して 秋葉原と御茶ノ水の間にある ぼくらが最好きなラーメン屋の<中華そば 活力屋>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ