<カイユボット展-都市の印象派>を見たぼくらわ 15分くらい歩いて 三菱一号館美術館に移動して 2014年1月5日まで開催している<三菱一号館美術館 名品展2013 近代への眼差し 印象派と世紀末美術>を見たのだ
ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ
ルノワールが描いた<長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)>なのだ
ぼくらわ この作品に お会いしたくて この展覧会を見に行ったのだ 想像していたよりも キレイで ぼくらわ 立ち尽くして見ていたのだ
ルドンの<小舟>なのだ
暗い背景を照らす聖女たちの光や 小舟の積み荷がキレイな色をしているのだ
ロートレックの<メイ・ベルフォール>と<メイ・ミルトン>なのだ
これわ 対の作品で 2人わ 恋人同士なのだ
解説にわ こう書かれていたのだ
『基調となる色彩(赤と青)、歌と踊り、静と動、衣装や背景や彩色の有無、文字の配置にいたるまで対照的に用いている。』
あと 最後の方に展示していた ドニのリトグラフ<アムール(愛)>わ 優しい色で見ていて 癒されるのだ
今回わ リトグラフが多めに展示していて ぼくらの好みとちょっと違った作品が多かったけど ルノワールの<長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)>わ 素晴らしくて この作品を見るためだけに 見に行く価値があると思うし なんとなくだけど 作品がいつもより 低い位置に展示していたと思うので お子様でも 作品が見やすいような気がしたのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
三菱一号館美術館 <三菱一号館美術館 名品展2013 近代への眼差し 印象派と世紀末美術> 2014年1月5日(日)まで
http://mimt.jp/meihin/
展示構成
1章 ミレーと印象派
2章 ルドンの「黒」
3章 トゥールーズ=ロートレックと仲間たち
4章 『レスタンプ・オリジナル』
5章 版画家 ヴァロットンの誕生
6章 ルドン 夢の色彩
7章 ルノワールとモネの後半生
8章 画家ヴォラールと画家たち 出版事業を中心に
リトグラフの作品が多めでしたが、約150点を展示していました。
気になった作品
6.ピエール=オーギュスト・ルノワール 麦藁帽子の女性
少し青みがかかった白い肌の美しい女性が描かれ、白い肌と対照的に赤らんだ頬が可愛らしい作品。
7.ピエール=オーギュスト・ルノワール 長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)
赤茶色(黄金色)の長い髪、澄んだ青い瞳の若い娘、見惚れてしまうほど美しい。解説に書いてあったが、背景には補色の青を使い目立つようにしているそうです。
18.オディロン・ルドン 『夢の中で』 Ⅷ.幻視
22.オディロン・ルドン 『ゴヤ頌』 Ⅱ.沼の花、悲しげな人間の頬
27.アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック メイ・ベルフォール
28.アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック メイ・ミルトン
37.モーリス・ドニ ばら色の舟
壁紙にしてもいいようなデザインのリトグラフでした。
61.ウジェーヌ・カリエール ネリー・カリエール
『レスタンプ・オリジナル』の作品で、輪郭のぼやけた女性の横顔、魂が表されているようなに見えて美しい。
※レスタンプ・オリジナルとは、1893~1895年みかけて出版された創作版画家です。毎号10点の版画を収めた限定100部のアルバムが季刊で頒布され、年度ごとに表紙用の版画を添付されました。
66.アンリ・ファンタン=ラトゥール 聖アントニウスの誘惑
こちらも、『レスタンプ・オリジナル』の作品で、白黒のリトグラフになっても、独特の幻想的な感じが残っていた。
113.オディロン・ルドン 小舟
解説には、こう書かれています。
『本作品を制作された数年後、ルドンは作品を売った際の備忘録として、出納長に次のように記しています。「1904年2月。《小舟》(パステル)。舵の傍に二人の女。一人は年老いている。彼女たちの衣服は赤、白、青の調和を生み出している。暗い空にはいくつかの星。」ルドンはこの時期、小舟に乗る聖女の姿を繰り返し描きました。本作品はキリスト昇天後に、聖女たちがエルサレムから小舟で逃れ、南仏にたどり着いたという伝説を題材にしていると考えられています。』
114.オディロン・ルドン グラン・ブーケ(大きな花束)
118.オディロン・ルドン ベアトリーチェ
ルノワールの<長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)>を見ることが出来た。それだけで、私は、この展覧会を充分に満喫することが出来たと思います。
今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べることが出来て良かったです。
ありがとうございます。