Don's Wild Flower Garden

雑草と云う名の草はないといわれますが、「いわゆる雑草」とそれをとりまく自然を中心に追いかけます。

黒木間蝶

2021年04月21日 | Flower Garden
森林公園で去年の秋に見つけた蝶の楽園(勝手にそう言っている)、今の季節もいるのだろうか? もし、春にもたくさん飛んでくるなら、いいのだが。

と思って、その場所から一番遠い門からひたすらテクテク、野越え山越え、、、行ったのですが、ダメでした。まったく飛んでいませんでした。
春には別の場所に行くのだろうか?

ま、歩けたからいいか、と素直に帰ることにした。
門の手前のベンチで、カメラをリュックにしまおうとしたところ、茶色の大き目の蝶が、ヒラヒラ飛んできた。

大きいな! なんだろう? とカメラに目を移したら見失ってしまった。
いくら探しても見当たらないので、何処かに飛んで行ったかとあきらめかけたとき、地面から枯葉の様な茶色の物体が舞い上がった。

前方の木立の中で止まったようなので、行ってみると、おとなしくとまっている。暗かったので大丈夫かなと思ったのですが、なんとか見れるのが撮れました。


家に帰って山と渓谷社の野外ハンドブック・蝶で調べてみた。
けれど、良くわからない。
この本は、里、雑木林、高原、落葉樹林、高山、照葉樹林、南の島々に分かれて掲載されている。
名古屋市と尾張旭市にまたがる森林公園ですから、里、雑木林、落葉樹林、照葉樹林、と調べてみたけれど、どうもそれらしいのがない。
この写真だと、羽が傷んでいるのでそれでわからないのかなとも思うが、仕方がない。すべての項目をしらみつぶしに見てみた。

そしたら、斑点と茶色の筋の位置関係がそっくりな蝶が見つかった。
クロコノマチョウ。
でも、説明によると、「南国の夏は暑い」から始まる高知県が撮影地のようで、本当にこれなのか?
とWEBで調べると、同じ愛知県岡崎市の湿地で撮影された写真を見つけることが出来た。


どうやら、クロコノマチョウで間違いないようです。
それにしても、日本中暖かくなっているのか?
夏になると頻繁に現れるツマグロヒョウモンなど、数年前は見られなかった南の蝶のようですし。

明日の名古屋は、28度を越えるそうな。

撮影 4月21日 森林公園


青条揚羽   青筋鳳蝶

2021年04月19日 | Flower Garden
4年位前か、いろんな種類のスミレが咲いていた愛知池の周回道路、ところが徹底した整備(雑草刈り)を行ったせいか、それ以来、ほとんど見ることができてません。 去年はこの時期一度も行ってなかった。今年はひょっとして、スミレが復活しているかもと淡い期待を胸に行ってみましたが、残念。

もう、復活は難しいのだろうか?

半周した辺りにある喫茶店でコーヒーを飲み帰路に向かったところ、シジミ蝶がジーーと止まっている。好きなヤマトシジミ。まったく動かないので、間に合うかもしれないと、カメラをセット。どうせなら接写しようとレンズを交換してさて写そうとすると、,、、いない。蝶だから飛んで行ったか。

まあ、駐車場まで30分くらい。またチャンスもあるでしょうと、しばらく歩くと今度はアオスジアゲハが、タンポポに飛んできた。
さすがにアオスジアゲハは飛び回るので接写じゃきついなと云うことで、またレンズ交換、、、、、、やっと交換し終わると、またいない。
なんとまあ、まが悪いんでしょう。

仕方がないと、10分ぐらい歩いてちょうどベンチがあったので、カメラをリュックにしまいかけたところ、アオスジアゲハがヒラヒラとやってきた。

おお、待てば甘露の日和あり!

少し近すぎるけど、パチリパチリと撮りました。


すると、遠くへ飛んで行ってまた戻ってくれる。なんてのを何回か繰り返して。たくさん撮れました。


アオスジアゲハの青い部分。いろんな本によると、「半透明」と書いてある。
私は、半信半疑で、透明に見えるけどそんなことないっしょ! って思っていたんだけど、



この3枚の写真を見ると確かに背景の色がチョット透けて見えますね。
それも、羽の中で乱反射?乱屈折?しているような感じがしますが、向こう側の色の影響を受けて羽の色が変わっているように見えます。

撮影 4月19日 愛知池

著莪

2021年04月08日 | Flower Garden
お隣の庭を見るとシャガが咲いていた。この時期ほんとうに忙しい。
次から次へと咲いてくれる。全部に付き合っていると、からだがいくつあっても足りないが、去年咲いているところを見つけたので、そこに行ってみることにした。

ちゃんと咲いていました。

シャガ(漢字は「射干」、「著莪」、別名「胡蝶花」、学名:Iris japonica)は鮮やかな白と青と黄色の模様が特徴かな。
この花は、比較的日陰を好むようで、木漏れ日などがこの花に当たると周囲が暗い背景となってただ事でないきれいさになる。(と、思ってる)

ところが今日は時々日が差す曇りがちな日だったので、そういううまい具合にはなっていなかった。


一通り撮影して帰ろうかと思ったとき流れのそばに咲いている一輪に日が当たって輝いていたので、それ急げと撮ったのが下の一枚です。



アヤメの仲間だそうですが、アヤメの中ではもっとも妖艶かもしれません。

撮影 4月8日 名古屋市守山区

編笠百合

2021年04月02日 | Flower Garden
なんかもう春を通り越して初夏の様相です。
私の定義では、春は3月から5月までですが、ゴールデンウィークから梅雨に入るまでが初夏かなと考えてます。
日本は四季じゃなくて梅雨も入れて五季、かなあと。
梅雨が明けたら9月までは夏。9月から11月が秋。12月から2月までが冬。
だいたいそんなところかなあ、、、と。
50年位前はお盆が過ぎたら、秋の感じでしたが、夏が伸びてますね。
今は、9月も気温的には夏ですね。

と、本題に関係のない勝手な意見でした。
そんなことを書いたのも、異常なこの暑さのせいです。

3月の29日に猪高緑地へ行ってきました。きっと何か咲いている。そんな気持ちです。たんぽぽ,ハナニラを撮って見上げると、アミガサユリが咲いてました。


形の面白い花ですが、私は花びらの内側についているぼつぼつ模様がどうも好きになれません。ちょっと不気味。



漢方薬にも使われるそうですが、副作用もあるそうでそんなところも不気味さを感じさせるのかもしれません。
きのこにも「あみがさたけ」というのがあって、これも不気味。勿論、きのこがほうが何倍も不気味です。


離れて見ると、くるっと丸まったてっぺんのなんていうのか知らないけど飾り物とか、細い葉っぱのつき具合とか、なかなか面白い花です。

撮影 3月29日 猪高緑地