EOS Kiss D初代からのデジイチフリークが、30D購入で深みにはまって写真三昧な毎日を送っています。
~どりさまフォットな毎日~



やっと手元にやって来ました!



なんてことはない、フィルムに進出してしまっただけのことでした^^;きっかけはカプチさんのところで見たVoigtlander ULTRON 40mm F2 SL Asphericalで撮影された写真を見て一目惚れをし、一度使ってみたいなって思ったことからです。マウントをM42と決めモノを探していたのですが、コシナでの生産は終了となっており中古の出物を待つしかありません。どうせ買うならセットになるカメラ本体も買ってしまえってなりました。レンズより先にボディが手に入ったんですよね^^;



このカメラが発売されたのは私が4歳の時、1973年でした。露出計に電池を使ってる以外は全て機械式であり、露出計が壊れたとしても純マニュアルカメラとして使い続けることが可能です。昨年12月17日の記事に出てきたTディレクターから安く譲っていただきました。あて傷ヘコミなどはなく、ストラップがないこと以外なかなか美しいものです♪オーバーホール済みでモルトも交換されていて完動品です。Tディレクターにはストラップと、オプションのアングルファインダーを拾ってきてもらうことになっています。まだまだ恐ろしい量のレア品の在庫があるそうですよ^^;スポット測光できる露出計も買え!と言われましたが、さすがに出費がかさみすぎなので次回にさせてもらいました^^;



セットレンズにはスーパータクマー50mmf1.4ではなく、55mmf1.8が付いてきました。単焦点レンズは最高ですね~!このレンズ、単体なら9000円から11000円くらいで売買されています。SPFの中にはILFORD XP2 Super 400が装てんされていますが、一枚もシャッターを切ってません^^;どうせ現像に出したりして時間のかかることですからのんびりいくことにしているのです。

実を言うとSPFがやってくるよりずいぶんと前からEOS-M42のマウントアダプターが到着していました^^;なんて用意周到なのだ!早速KissDにスーパータクマー 55mm/f1.8をマウントして夜が明けると同時に試写です。



設定の戻し忘れでISO値400です;;絞りは開放です。シャッタースイッチが落ちるかどうかの不安がありましたが、マウントしてMモードであっさり撮影できました。なぜ30Dでないかというのはマウントアダプターに信頼がないからです^^;しかし9000円のレンズの写りです。これくらいならAFのEF50mmf1.8Ⅱの方がいいですか^^;?私の目にはなかなかに見えます♪



これもISO値400で絞り開放です。基本オーバー気味です。開放の描写はピントも甘めです。他にも何枚かISO値100で撮影しましたが、印象は変わりませんでした。



今度はISO値100でf2.8です。なかなかの描写になってます。それにしてもKissDのファインダーはピントの山が掴みにくい;;この描写ならじゅうぶん使えそう。



f4です。ここまで絞るとバッチシですね。Tディレクターに聞いたインスタントカメラの設定(Av8.Tv1/125 無限遠)でバシバシ撮影したらかなりシャープな写真を吐き出してくれそうです。ウルトロンをゲットする前にプラナーとか買ってしまうかもしれません;;ほんとヤバイなぁ・・・。

フィルムカメラをマニュアル機にしたのは、写真の原点に戻って基礎の基礎から勉強してみたかったからです。やはりpalmsさんやNorthpenguinさんのように銀塩からカメラをやってる人のお写真は違います。光を読めるようになることは至難の業ですが、一段上を目指して精進してみたいと思います!


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