~どりさまフォットな毎日~

EOS Kiss D初代からのデジイチフリークが、30D購入で深みにはまって写真三昧な毎日を送っています。

チャボ&飛鳶(とんび) その2

2007-07-31 06:37:15 | 撮影法について
 さて、チャボ&飛鳶(とんび)さんの二回目ですが、今日は少し技術的な話でお送りします。皆さんと同じく、私も理想は撮ってだしです。撮ってだしについては今さら説明は不要かもしれませんが、レリーズした時点で出来上がってる写真のことです。露出補正や色味を現像やレタッチで弄らなくていい写真のことです。しかし色には反射率というものがあって、フレームの中で見せたい色に合わせて露出を合わせるのが大事です。今回のステージではとにかく二人が色さまざまな衣装を10ポーズくらい着替えたでしょうか?その度に露出を変えなきゃいけません。



この写真では、赤いサテン地のブラウスの色を見せたいので-1Ev補正です。見事に肉眼で見たものに近い赤が再現できています。でもそのために白いパンツの色はくすんで見えます。



よっぴさんが天地真理さんのものまねで真っ白なドレスで登場です。白は皆さんご存知の通りプラス補正ですね。今回は+1Ev補正で白いドレスの輝きが再現できました。早替えで即座に露出を合わせるのにいい練習になりました。



今度はタミアキさんが黒づくめで鈴木雅之さんのモノマネで登場です。黒も皆さんご存知の通りマイナス補正です。今回は-1Ev補正で引き締まった黒が再現できました。デジタルは背面液晶でたちまち確認ができるので上達が早いでしょうね。だからフィルムカメラしかなかった時代のカメラマンは凄いと思うのです。私にはまだまだ無理です;;



タミアキさんの鈴木雅之さんに先ほどのよっぴさんの天地真理にアフロのヅラを被せて鈴木清美さんだそうです。ロンリーチャップリンですね。白の衣装に黒の衣装。カメラマン泣かせの状況ですね^^;さてどうしたらいいのでしょうか?答えは簡単で、間をとるんですね。今回は+1と-1の間なので±0でよいわけですね。これは白飛びしやすい空と影になってアンダー気味な山肌とを一緒にフレーミングする時にも用いる方法です。結局間をとるしかないんです。私も単体露出計を購入しましたが、しっかりとスポット測光ができるものにすればよかったかなとちょっぴり後悔してます^^;


EOS 30D/EF24-70mm

さぁ次回はシリーズのラスト、きらびやかなところをUPいたしますね!


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11 コメント

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Unknown (さとっち)
2007-07-31 06:49:10
どりさまさん
おはようございます。
昨日は夜勤明けで寝てしまいました。
体調はその後いかがでしょうか?充分食べれているのであれば
心配なさそうですが、ストレスなどによる神経性なものも考えられますので、ご自愛くださいね。

で、お写真なんですが、非常に勉強になりました
カメラを瞬時に手足のごとく使えないと無理ですね。
ライブ撮影されたその場の雰囲気もよく表現されていて
いいですね~。私も経験してみたいですが、きっと焦ってしまって
失敗の連続でしょう(笑)。
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なるほど (picasso_max)
2007-07-31 09:14:46
勉強になります^^
そんなことあまり考えていなぁ・・反省です。
RAWで撮っているので後からシルキーで調整でいいかぁって・・・
撮影する前に露出補正が判断できたらすごいですね。

K10Dはアンダーになる傾向があるようで、シルキーのオートで露出補正をかけてみると+1以上になることが多いです。オートはあてになると思っておられますか?
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Unknown (EZZY)
2007-07-31 14:32:03
僕はこういう場合マニュアル露出で撮ります。
顔にスポット測光で露出を合わせるようにしてます。
今までは服の事は全く考えてなかったです^^
次のきらびやか写真楽しみにしています。
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反省・・・(-_-; (yamataka)
2007-07-31 15:27:30
私はいつもあまり何も考えずにシャッターを押していました(^_^;
それじゃあ上手くなるはずもありませんよね(>_<)

もうちょっとデジタルカメラの機能を使いこなさないといけないなあと反省。。。

最後の写真、ポーズが決まっていますねー♪
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Unknown (yamataka)
2007-07-31 15:30:12
あれっ、コメントが途中で切れていました・・・(^o^;

もっとデジタルカメラの機能を使いこなさないといけないなあと反省です(-_-#

ラストの写真、ポーズが決まっていてカッコイイですね♪
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理屈ではわかっていても..... (栗山)
2007-07-31 17:57:55
.....なかなか実際に写真を撮るときになると、頭が真っ白になってしまって。とりあえず補正しないまま写してしまってRAWで補正、という安易な撮り方についなってしまっていました。
今回の記事、とても勉強になります。多少面倒だと思っても、撮影前に考える癖をつけないといけないですね。写っている人たちもかっこいいですが、こうしてきちんと理論的に写している人も、とてもかっこいいと思いました。
見習わせていただきます。
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Unknown (tanu)
2007-07-31 19:45:07
そう、そうなんです…
いつも 困るのが、黒っぽいモノとシロちゃんまたはハナヒヨの撮影。
何で、この色で作ったんだろうと 後悔をします。(笑)
どりさまさんって、本当に 人を上手に写しますねぇ~♪
肌の質や表情… 絶対、ワタシにはムリだなぁ。。。
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Unknown (palms)
2007-07-31 21:43:02
露出補正もですが、ミックス光(特に舞台のように照明が付いたり消えたりする)だとホワイトバランスをどうするかってのも難しいですねー。
ただこの辺りも経験を積み重ねると感覚で分かってくるようですし、何の撮影でも場数踏むのが一番でしょうねー!
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Unknown (Northpenguin)
2007-07-31 23:20:34
どの写真もさすがに露出が決まってますね。私はほとんどカメラ任せ。スポット測光等も使いますが、迷ったら±0.5のAEBで撮っておきます(RAWでも)。早く右親指のダイヤルを使いこなしたいです^^;
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ホワイトバランスは? (ヒナタマンマ)
2007-08-01 00:57:47
いつもはAWBでしたっけ? 照明だからそれがベストでしょうか?
夕陽とヒナタを撮る時に太陽光モードで撮っていてストロボ光モードを試すのを忘れがちな私です。
RAWで撮れれば問題ないのですけど。(涙)
以前外付けストロボの事で580じゃなくても良かったのかなと書いてらしたと思うのですがその心は?とお聞きします。
その下でも良ければまたハードルは低くなり・・・。(笑)
どりさまさん、人を写すのがお好きですよね。 で、上手いですもん。
それってやっぱり人が好きだからでしょうか?
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