だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

いい事 嫌な事

2017年09月25日 | 旅行
私は、バスを待っていた。かれこれ30分待っている。

40分経過、中心部をちょっと外れると、バスの本数がガクンと下がる。アラモアナは遠くに見えている。

よし、歩いて行こうと歩き出した。できるだけ日陰を選んでトコトコ歩く。

そんなに「欽ちゃん走り」みたいに、手を振り回して歩いている訳じゃないのに、後ろから音もなく走って来た、多分ロコのアフリカンアメリカンの男の子の、何処かに、手が当たった。

そー(リー) の「ソ」迄言ったのと、その子が、私を見て、英語で何やら怒鳴ったのと同時だった。

ナンヤネン! 私の幅がそんなに広いか、あんたがすり抜けられない程太いか、あんたと並んで歩ける程広いやないかい、何メンチ切ってんねん!アホか!

そう思うと、余計ムカムカしてきて、睨みつけていたら、又何やら言いながら、私を2度3度振り返り、指差して、何か言いながら、信号が赤なのに、器用に車を避けながら赤信号で渡って行った。
跳ねられたらいいのに Σ(-᷅_-᷄๑)

ひじょーに、気分の悪い出来事だった。

やっとアラモアナショッピングセンターに到着して、ここからワイキキ行きのバスに乗り換える。

バスに乗り込み、3人がけのお見合い席が空いていたので、座る。私の他は、日系のおばあちゃまと、外人のご夫婦だけ。

バスが発車する間際に、おじいちゃまが、息急き切って乗って来られた。バスは静々と発車する。おじいちゃま、パンツのポケットから3ドルだして、ドライバーに、「50セント釣りをくれ」とおっしゃる。

バスは、お釣りは出ない。

ドライバーがそう説明する、おじいちゃま怒る、ぶつぶつ言いながら、私の隣に座る。

何だと、釣りが無いだと、クソ。。。ぶつぶつ。。。。


すると、私の周りの外人さん達が、「ほれ、わしは、25セントあるぞ、誰か、もう25セント持ってないか?」

「あたしは、10セントならあるわよ」「わたしもあるわ」とたちまちお釣りの50セントが集まった。

これには、怒った本人も恐縮して、「いや、いいんだよ。皆サンキューサンキュー」と小銭を突き出した手を、いちいち握って、懐に戻して下され、みたいなジェスチャーをする( ̄▽ ̄;)

「何処から来なさったかい?」「オーストラリアだ」
「いい所だよな。オペラ座、ビールも美味い」と上機嫌の「釣り出せおじさん」

そこから、私の頭上を、英会話が飛び交う。。。

仲間に入れない私ε-(´∀`; )