だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

清塚信也さんイン幕別町

2019年04月16日 | 日々の暮らし
えーと、いつだったか、大阪のシンフォニーホールで、初めて演奏を聴いた時、何だか、頭の天辺から、本物の音色を息が出来ない程ぶっかけられた衝撃が走ったものだった。
そう、私が、どハマりする音色だったのだ。
で、2度目のコンサートへ行こうと、チェックしたら、富山も、新潟も、勿論東京も売り切れ。ズリズリ上がって行って、帯広市のちょっと北の幕別町だけ空きがあるのだ。その時は、どこもかしこも全滅だったので、即ポチった。

で、どうやって行こう?北海道だもの、飛行機しか無いっしょ。。。。何気に楽天トラベルを見たら、あらま、飛行機とホテルがセットになると、飛行機の運賃より安い。ついでに、ちまちま貯めていた、ポイントで賄える。
でも、大阪から帯広への直行便って無いのよね。羽田経由なのだわ(T . T)
チケット代だけで、北海道まで行けるんだもの、行こう。体が動くうちに行こう。

国内便って、乗ってジュース飲んだら到着するのね、まあ、早いこと。

羽田で、乗り換えて、ボーディングブリッジをノロノロ進んでいたら、前のおっさんのスタイルが、へんてこりんなのに気づく。
ロン毛で、黒パンツに白黒の千鳥格子のジャケットを羽織り、手には、ルイビトンのダミエだったか、めっちゃ高級そうなボストンバッグを持っている。

なのに、ジャケットの裾が、ハサミでジョキジョキ切ったまんまなのである。つまり、まつってないの。ところどころほつれがあって、これは、東京のファッションなのか、それとも、悪漢と格闘したのかしらん?とあれこれ想像しながら、真後ろを、そろそろついて行った。

ボロボロのジャケット、グループサウンズみたいなダサい髪型、なのに、カバンは、ビトンの高級品?

やや広い廊下になったので、素早く横に並んでみたら、黒縁のメガネをかけているけど、え?ええ?清塚さん?? 思い切って尋ねる。

「清塚さんですか?」「え、はい、そうです」

ひや〜、わ、私大阪から幕別町のコンサート行くのに、羽田経由してるんですよといったら、
「ああ、それは、どうも」とおっしゃった。うわぁ嬉しい。けど、彼は、「大阪から追っかけるなんて、おそろし〜」と思われたかもしらんな。