だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

真面目に保険の話

2019年12月21日 | 日々の暮らし
もうかれこれ30年以上前から、あの保険、この保険と色々加入していた。

殆どは、「掛け捨て」で、オカネは、「安心料」つまり「お守り」みたいな物だった。

まだ子供が小さい頃に、沢山かけていた。それは、私に万一の事があったら、子供達が困るだろうとの気持ちだった。

しかし、今は、もう「こっちが世話になる状態」で、子供達は夫々自活できるオトナになった。

そして、次々と満期が来て、更新しないまま、今に至る。

その間、保険を使うような入院とか通院をした事がなく、ただひたすら保険料を支払っていただけだった。


この度30年以上ぶりに入院して、あらま、いつの間にか引き落とされていた「国民共済」が、まだ生きているのがわかり、早速医療費の申請をしたのだ。

加入したのは若い頃で「一日一万円」で、掛金月々4000円。それがずーと続いていたので、入院期間は20日なので、きっと20万円は返ってくるのだな、ほくほく。。


と思っていたら、10万円だった。あれ?なんで???とよくよく見れば、掛金そのままで「年齢が上がる事に支払いが減る仕組み」だったの!!知らなかったよ((´;ω;`)ウゥゥ


通帳を見て、いつも同じ金額が引き落とされているのだから、その保障があるのだなと思ったら、大間違いで、年と共に支払われる金額は下がっていくらしい。

何でそんな仕組みなんだろう?若くて元気な頃、「こいつは滅多に利用しないだろうから、給付金大盤振る舞いしちゃえ」

「でも、年とって、頻繁に入院されたら、まずいので、掛金そのままで、こそっと給付金下げちゃえ」という会議でもあったんだろうか?

ま、それはチェックしなかった私が悪いんだけど。


一か月4000円→1年48000円→20年→96万円払って、最初の入院で10万円ぽっち・・・


まあ、振り返るから惜しいのであって、当初は納得して加入したからいいっか。。。とも思うけど、何だか釈然としないな。

保険は「お守り」だとして、わが社も随分多種多様な保険に入っているが、今の所一度も使った事がない。

保険を使うような日が、この先ずーっと来ないで欲しいとは思うけど。

「転ばぬ先の杖」とは言え、保険料って、案外高い。保険会社も「どうぞ、何もなくやすらかにお眠り下さい」と思っているだろうな。