だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

便利になったな~!

2020年01月10日 | 日々の暮らし
昔は、薬は、お医者さんで貰っていたけれど、いつの間にか「薬と医業は分離」する事になり、今では、どこかで診察を受けると、「処方箋」を貰って、薬局へ行く事になる。

患者でも、すたこら歩ける患者には「へでもない距離」かもしらんけど、私のように、「車無し、付き添い無し、脚力無し」の無い無い患者にとって、めっちゃハードル高いのである。



又、処方箋を出して、薬を貰う迄、時間がかかる事。イライラしながら待っているのが、薬剤師にも分かるようで、

「mioさん、もう少しかかりますので、お買い物されて来てもいいですよ」と優しく声をかけて下さる。

ほんじゃ、ま、ちょっと店内をうろうろしましょかねと、立ち上がると、店内は、薬だけではなく、インスタントラーメンから、飲料はてには、文房具も化粧品を売っているのである。

で、ついつい買い物してしまって、お財布が軽くなるという図式だ。

きっとね、これは「スギ薬局の陰謀だと思うのよ。ほんまは、たった2種類の薬だから、すぐ出来るのに、わざと時間かけてるんやわ」

と帰宅して、娘に言うと、

「それは、お母さんが、処方箋を、持って行くからや」

「え?処方箋持って行かな、薬出してくれへんやんか」

娘、にんまりと笑って「病院で処方箋を出して貰ったら、それをスマホで写して、薬局へ送る。ほたら、到着するとすぐに薬出してくれるで、あたしは何時もそうしてる」と鼻の穴を膨らませてレクチャーしてくれた。


「ほおおおお、で、お薬手帳には、どうやって記入するのだい?」

「それもスマホにお薬手帳のアプリがあるから、入れたらええやん」

「なんですと!?」


と言う訳で、すちゃちゃっと、スマホにお薬手帳を入れてくれた。




「ほうほう、それで?処方箋もろたら、写メを撮って、ここに送ればいいのかね?」

「せやで~~」


又「新テク」を教えて貰った私は、わくわくして、年明けに病院に行った。そして、写メを撮り、「スギ薬局へ送る」をポチしたら、

「なんちゃらカンチャラの通信状態が悪いので、送信ができませんでした。暫くして、再度お試しください」というエラーが出る。


あらま、ナンデヤネン!と、慌てふためき、再度「送信」するがエラーになる。ああ、そっか、病院内は電波が悪いから、バス停でやろうっとと病院を出て、バスを待っている間に、送るつもりが、


一時間に2本しか来ないバスが、タイミング良く?(悪く?)すぐに来て、乗り込み、結局送信できずに薬局へ来てしまった。


折角の新しいテクを使用したかったのにな~、ツマンネ・・・と窓口に行くと、いつもの薬剤師さんがニコニコして

「mioさん、お薬出来てますよ」とおっしゃる。


「え?私病院から、送信したけど、エラーだったんですぅ」

「あら~そうだったのですか、2回も送ってこられたので、おかしいな~と思っていたんですよ」やて・・・・


「送信エラー」なんてメッセージ出したん誰や、出て来い、こら!!

でも、これで、又少しだけど、スマホの達人(娘や息子みたいに)に近づいたと思えば、恥ずかしくも何ともないわ