だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

娘の場合

2024年05月17日 | 病気あれこれ
今回の娘の盲腸は、かなり酷い状態だったようだ。
医師が「手術室が空いてなかったら、救急車で他の病院に搬送するつもりだった」と言われたとか。

そんなに悪かったの?あんた、ちっとも「痛い痛い」とか言えへんやったやんか。

「お母さん、もう痛いとか言うパワーも無かったのん察してえや」だって、あらま。

今の病院は早期離床主義なので、手術の翌日には一人でトイレに行って下さいと言われたんだそうだ。

トイレ・・・そこにあるやん、何でこんなに遠いねん・・・僅か3m先のトイレに行くのに5分かかったんだって。

盲腸は足の付け根にあるので、足を動かす度に激痛が走るんだそうだ。でも、じっとしていると「癒着」が怖いので、努めて動くようにと命令が出たらしい。

目の前のトイレに行くのも難儀していた娘に、看護師さんが
「娘さん、レントゲンに行きましょう。歩けますかぁ?」とにっこり。

「んな、見たら分かるやろ、一歩出すのも脂汗が出るのに」と腰を「クの字」に折って、そろそとと一歩踏み出したら、看護師さんが「こりゃ時間がかかるな」と思ったのかどうか、

「車椅子持ってきますね」と、レントゲン室迄車椅子を押してくれたんだとか。ありがたや~。

レントゲンの検査技師が「はい、娘さん、ここに立って下さい」とレントゲンの前で言うけど「はいっ、分かりました」と言わなければいけないんだけど、腹と腰が痛くて、ついでに痛みで寝不足なので、車いすから降りて、虚無僧のように、ずる・・ずると歩いてレントゲン迄歩いて行ったら、今度は、

「じゃあ、レントゲンの横のバー(椅子のてすりみたいなの)に両腕をかけて下さい」と言われたけれど、とてもじゃないけど、腕が上がらないらしい。

検査技師が「あ~辛いですか、じゃ、バー下げますね」と言って、するするとバーを下げてくれたので、両腕を「気をつけ!状態で肘曲げ」した程度でレントゲンの前に立てたのだった。

「大丈夫ですか?」

「あ、はい、この態勢なら何とか・・・」と辛うじて答えると、ニッコリ笑って

「良かった、じゃ、レントゲン撮りまーす」と隣の部屋に移動して、ドアを閉め、「それじゃ息吸ってぇ~」と言いながら、もたれかかっているバーをリモコンで上げたんだって。で、腰がメリメリと悲鳴を上げたとか。

思わず「いってぇ~、、、あ、痛いですぅ」と言ったけど、技師はそのまま撮影を続行したんだって!

面会に行ったら、赤黒い顔で目は「激オコ」で「あんの野郎」と言うとりました。きゃ、これ言っちゃダメよと言われたんだけど、おかんに「ナイショ」は通用しません(;^_^A