海辺の町から

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有吉佐和子

2023-06-04 12:52:22 | 日記

  昨夕のお月様が大きかったので 肉眼で見るのと画像から見るのとではどうして差があるのかしら


  カボチャが上手くいったようで嬉しい


  大玉トマトも


  小玉も放っておいてゴメンね


大雨が去り台風が去ってまた何時もの日常が戻ってきた。
布海苔の入札が近いので余分な湿気を取るために再度お日様に当てている。

ETV特集「赤い靴を履いて~作家有吉佐和子の問いかけ」を観ていた。
「複合汚染」「恍惚の人」知ってはいたが読んでいない。
赤い靴を履いた女というフレーズが気になった。

今回のETVを観なければ有吉佐和子の本を手にしたいという思いに至らなかった気がする。
子供達の未来に警鐘を鳴らした「複合汚染」 コンビナートから出る汚染水 
口に入る野菜果物の農薬問題と 当時国会でも取り上げられていたが
高度経済成長期この問題には蓋をしておきたかったように思えた。

人種問題を描いた「非色」に共訳著の「最後の植民地」が読んでみたくなった。
何時の時代も最初に異を唱えたり女性と言うことだけで穿った見方をしている社会は存在している。

--女に生まれたのでは無く男の世界で女として育てられ
男の目で人生の一段一段を一齣一齣を生きて来た。
早く女性も参加しよう 女の方が自然に近くいて
子孫を潤す始原の水に近いと--

彼女の思いを継承した生き方 
周りの目を気にせず自分らしく生きる生き方果たして出来ているだろうか。

通り過ぎていく本に 勿体ない人生を思う。








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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (馬鹿も一心。)
2023-06-04 16:20:39
再び、メールしました。
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Unknown (ガーベラ)
2023-06-06 12:39:54
メール致しました。
返信する
Unknown (kaminaribiko2)
2023-06-06 22:38:21
いま思い出してみても、有吉佐和子さんはすごい作家さんでしたね。『複合汚染』は新聞の連載で読ませてもらったと記憶するのですが、まだ学生だった私には学校の勉強以上の勉強がさせていただけたと思います。『恍惚の人』も、まだ痴呆と言われていた老人の認知症を取り上げていて、まだ老人問題など関係ない若い世代であった私の目を開かせていただきました。『紀の川』ではまだ未婚だった私は女性が嫁ぐことの意味を教えていただきました。これは私の結婚観に影響を及ぼしたと思っています。有吉佐和子さんの本を読ませていただいたことで、私は私の考え方の基礎を作っていただいたような気がしています。
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kaminaribiko2さんおはようございます (ガーベラ)
2023-06-07 09:53:51
今回のTVを観てそう言う生き方をされていた人なのだと初めて知った次第です。
「複合汚染」「恍惚の人」知っていましたが食わず嫌いでした。

「最後の植民地」の中で社会的弱者としての女性は未だ存在している
女性を弱者とする意識から平等は生まれない
女が一人前になることが出発点であると
言っています。

多くの女性に影響を与えた女性だったのですね。
有り難うございました。
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