文化庁派遣事業～宮城県美里町/写真追加2/6

2月2日
みけちんをウッドデッキの近くのあじさいの根元に埋葬して、仙台へ向かう。
普段はぼんやり過ごしていて「あーもう今年も終わっちゃったよ」とか言っているが、この日は朝から濃密で、仙台の宿についた21時半ころにはみけちんが死んだことがその日の朝のことだとは思えなかった。なんだか2日くらいたったような感じ。

翌日2月3日
6時半起き、メイクをしてから7時半には宿を出発。
仙台から1時間半くらいの美里町というところの軽度知的障害の高校へショー＆ワークショップ。
聴覚障害の小学校とも渡り廊下でつながっていて、そこからの子も数名ショーだけ見に来ていた。

教頭先生の「オラ！ブエノスディアス！」という挨拶からはじまったショー。
自分は床との関係が上手く保てずに自爆系だったが、反応もとてもよく、よかったんじゃないかなあという手応えを感じた。後で先生に聞くと、子どもがスッと寄って来て「今日の、なかなかいいね」と言ったとか。あはは！
リハーサルで苦労した求愛ダンスもちゃんと意味通じたみたい。



お礼にと頂いた。木工をやっている子どもたちが作ってくれたマグネットとキーホルダー。
お礼の言葉も頂いた。前に出てマイクを持って言葉がなかなか出て来ない子を、周囲はじっと待つ。他の子が小さな声で「がんばれ」と言っているのが聞こえて来た。
最後は再び教頭先生が「ありがとうは英語では？そう、サンキュー。じゃスペイン語では？、、スペイン語ではグラッシアス！、いいか？皆で言うぞ、せーの、グラッシアス！ありがとうございました！」と締めた。
いいなあ。



聴覚障害をもつ小学生の子が終演後教室に戻りすぐに「紙を出して」と先生に言って描いたと、持って来てくれた。ずっと踊ってたんですよと先生。その場でも恥ずかしそうにちょびっと踊ってもくれた。
すごい。うれしい。
トシさん似てる。
私もこの衣裳を着たの。知ってる人は見て「あれだ」ってわかるでしょう？





写真追加2/6
見れば見るほど絵と同じ！！

そのあと給食を子どもたちと頂く。
もう就職が決まっているという前の子と喋って、おかわりもして、満ち足りた気持ち。喋りすぎて授業開始のチャイムが鳴るまで引き止めてしまった。すんません。こんなオトナもいます。


衣裳きてるときの写真撮り忘れたので新幹線の中で写真を撮る。
タップ／おどるなつこ　ギター／池川寿一
うちには夜の20時に到着。
途中メールで「玄関の前に面を出しておくから鬼よろしく」というオットからの指令が来たので、張り切って鬼になって飛び込んで行った。

ただいま。