こんちわケイタイ

あたらしいケイタイ電話に変えたときに子機のキャンペーンをやっていた。
正確には「子機」ではない。
「みまもりケイタイ」という子供やお年寄りに持たせる携帯電話だ。

「みまもり」からは１つの番号＝親機にしかかけられない。
かかってくる電話は、20件まで事前登録しておけば受信できる。
メールは出来ない。
そのほか、防犯ブザーがついてたり、それが鳴ったら親機にメールがきたり、GPSがついてて位置を確認（別料金）できたりするのだが、つまり、親機（普通の携帯電話）があって、それの子機（親機へは送受信／外線は受信のみ）みたいなもんである。

子供にもたせるというよりは、出先で家族が二手にわかれるときに使用するつもりなので、親機と子機が連絡がとれればいい。2年間使用料無料、通話料無料、本体料無料。事務手数料3150円。

ネットで調べてみたら充電のときに多少のトラブルがあるみたい（勝手に電源がおちるとか）だが、大人なら電源復帰の術は簡単にとれる。

へーこんなもんがあったとはねー。

で、翌日さっそく手続きにいった。
ついでに料金プランを見直しに。

この日の携帯ショップのおねいさんはステキだった。頭がよく話が通じる上にさっぱりはっきりしている。いらないことは言わない。

素早く「お客様はほとんどメールしかしないんですね」と状況を把握し、「旧料金プランになっていますがこだわりがあるのですか？」とこちらの気持ちを確認した上で、「ならば現料金プランのこのプランにしたらいいと思います」ときっぱりと言い切った。「それで様子をみて、必要だったらこのプランを付け足して下さい」。

月額固定3900円だったのが月額980円＋使った分に変更。しかも自宅と子機への通話は無料。
ワンダホー！おねいさん！！
いや、たぶん電話料金が安くなっている、それだけのことだと思うのだが、このスッキリ感はこのおねいさんだったからこそである。

世の中の全ての人がこんな知的でお愛想のない人だったらみんな疲れちゃうんだろうなあ、と思ったりもするけれど、携帯ショップのおねいさんは皆こういう人だったら話が早くていい。

ともあれ、5年以上4000円だったのが1000円＋αになった上に子機まで出来た。新しいケイタイ生活のはじまりである。
でもたぶん、わたしの携帯電話使用はなにひとつ変わらないと思う。いまはまだ珍しがってちゃんと充電もしているけど、あと1ヶ月くらいすればすぐにまた「1週間電源落ちっぱなしの術」がはじまるであろう。

子機も、こどもが「ぽっけちゃん」とかいう名前をつけていたが、もう私の中では「子機」と呼ぶことが決定してしまっているし。