4月末からスタジオを休業してから、3週間経っているわけなのだが、今日ふと「あれ?全然休んでないのでは?」と気がついたので今日は午後は休みにしてゴロゴロしていた。
この3週間何をしていたかというと、レッスン動画を作って、自分の練習をして、スピーカーを売って、スピーカーを買って、ああでもないこうでもないと調整し、家では夫の断捨離で出たゴミを捨てたり、本をメルカリで売り捌いたり、階段をDIYして、サンルームを夏仕様にして、うちに遊びに来る野良猫が懐く時期になり、そうしたら私と娘の身体中が痒くなったので、猫にノミ取りの薬をつけたり、家中掃除したり洗濯しまくったりしたが、何しろ階段をいじったりもしている(普段剥がさないものを剥がしたりしている)から、化学物質のせいかもしれないし、隣の畑が宅地化されてからネズミが出没するようになったのでヤツラのせいかもしれない。あまりに心当たりがありすぎるので逆に分からない。そうそう、ネズミ対策にも時間を費やした。あと太陽光発電では調子に乗りすぎて一度バッテリーを過放電させてしまい肝を冷やしたがことなきを得る。
こんな感じで毎日何やらバタバタしていて、「やる」と言っていた有料動画も構想を紙に書き出しているところで止まっている。多分この休業中にはやらないと思うが、いつかは完成させたい。
休みだからといってはじめは張り切っていても、どうぜそのうち暇になるだろうと考えていたが、なかなか暇にならない。
家ではやはり分散登校で自宅学習が多くなっている子(下)が、ずーっと勉強してる(しかも居間で)。
実は勉強してないでYouTube を見たりしている時間もあるようだが、どっちなのかはパッと見分からないからなんとなく私もゴロゴロしにくい。家で勤勉な人がいるとつられて勤勉になるのは世の常人の常。私は出口治明の5000年史を聴いたり、放送大学を聴いたりしているが、結構面白くてハマっている。放送大学のお気に入りは西澤晃彦の「人間にとって貧困とは何か」。これは、もう、かなり、いい。あまりに良くてテキストまで購入したが、テキストで読むよりも西澤先生の渋い善い声で聞くのがいい。
去年の緊急事態宣言中はスペイン語に夢中になって、ずっとSNSを使ってスペイン語の勉強をしていたが、今回はやってない。SNSを開けてすらいない。これは不思議だなあ。パタっと意欲が失われた。でもまたいつか再開するだろう。
自分の練習は結構している。が、踊ってばかりいて、こないだふとパルマをCDと一緒に叩いたらすごいしんどくてびっくりした。筋肉の衰え方のスピードが恐ろしいことになっている。今週末は久々にタブラオなので毎日一曲(速いやつ)を必ず全投球で叩くことにしたが、間に合うだろうか。
(あ! 23日、アルハムブラです〜!配信あります!よろしければぜひ!!)
動画配信して練習してるだけなのに、なんでこんなに休んでないのかなあと考えてこれを書き出したのだが、書いているうちに「そこそこ色々やっているんだな」ということと、「レッスンをしてないと働いた感じがしないのだ」ということに気づいた。動画レッスンではどうも「仕事をした」という気がしない。有料無料の話ではなく、動画は撮り直しができるだけにダラダラと時間だけがすぎていくのに濃密な時間にならないから「やった!」という感じがしない。「労働した気分」にならないから「休む気分」にもならずに、なんとなく何かを積み重ねていってしまう。
つまり、生活にメリハリがないということか。
うーん。まあ、だからといって困ったりイライラしているわけでもないし、まあいいのかなあ。
でも「仕事」と「休み」のメリハリは大事な気がするから、あと2週間、意識して暮らそうと思う。
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