良い方向へ

この前仕事にいったときに
同じ年の踊り手さんに
「私たちは今年は厄年だよ」と言われて
「へーそうなの？過ぎたんじゃなかったっけ？」
と言いながら、そもそもその辺に興味がないので
すっかり忘れていたんだけど、
今年のこれは、なんでしょう？というくらい問題が連発してます。

「問題」といっても
別に宇宙から急に降って沸いたような問題ではなくて
「自分の未熟さ」や「自分の性格」などが原因になっている問題で
こればかりはいかんともしがたい。
ここまでくると誰のせいでもないような気もする。

昨日はボランティアショーに老人ホームまで行ったんだけど
靴は忘れる、帽子は忘れる。
もう何をしにきたのだ？？という感じでしたが
皆はとても優しくしてくれて、
私の回りにいる人は皆やさしい、、と思ったのでした。

その後，現在の問題について、ある程度見えてる結論について、
それでも割り切れないところなどを
「うんうん。そうだよね。」という見事な相槌で聞いてもらい、
最後に癒しの女王みどりんが
これまた見事なタイミングで「良い言葉」を贈ってくれたので
なんだかなにもかもが解決したような気持ちになったのでした。

わたしはやはり世間知らずで
なんとなく「世の中の人は善意で動いてる」と思っていて、
「わたしとは違う」と感じる人も
「善意の方向が違うだけ」だと思うし、大抵はそうだ。
だけどビジネスに「善意」というものは、ない場合があって、
なのに善意を期待して、善意がないからといって怒ったりするのは
ビジネス的には間違いなんだろうなあ。

＊「善意」っていうのは「私への好意」みたいなことではなくて
「世の中が良くなる方向に動く」、という意味合いです。
「世の中」には当然私も含まれているんですけどね。

しかし今回思うのは
「やっぱり人と人は善意でつながってると信じる」
ということはやめられないし、
「人になめられるとどうしようもなく腹が立つ」
という性分はどうしようもないわけだし、
（これは「修行がたりん」の一言なんだけど）
「その上いつも「良い自分」でいたい」
というヘンな（そして無理のある）理想だけはあって、
そういう現在の自分にとっての居場所を
多少の（少じゃないけどさっ）金で解決出来るのならば
それで良しとしようじゃないか、ということです。

「で～い！！金で解決じゃ！！！！」

これって、詳細な話を知らないとわけわからんですね。
こんな意味不明な愚痴を公共の場に出していいのかわかりませんが
あんまり詳細に言ってもしょうがないので。

昨日いあわせた皆さん、昨日以前に色々聞いてくださってた皆さん、
ほんとにありがとうございます。
これから助けてくれるであろう皆さんにも先に感謝しておきます。

ほんで、ボランティアショーのほうは
ただただ踊ってきました。すごく解放されました。
舞台って、ほんとに「善意のみ」だと思う。
皆がそれぞれ「これが舞台を良くするはずだ」という方向に向う。
そうじゃないとあっという間に破綻するから、
そこにいる人達は「より良いと思う方向」に向って必死だ。

だから舞台は楽しいんですね。
そう考えると「舞台が楽しい」のは当たり前のことなんだね。