えんどうえこばなし

フラメンコ。レッスン動画とえこばなし。

実験してみてちょん

2008-03-19 01:46:25 | えこばなし
今日、ギター付きレッスン久し振りにしました。

あー、すごい。
今日のみなさん、とても良いです。
感心しました。

去年までのクラスでは、
(このくらい振付けが進んだ段階では)
「暴れ馬を抑える」という感じがあったのです。
リズムが暴れるのをパルマで一生懸命に抑える、という感覚が。
今日はそれが全然なくて、正直ラクチンでした。
これって凄い事です。ほんとです。
ギターの音が届いてるってことだと思います。

あとは今はまだ聞くともなしに聞いているギター音を
身体に取り込めるか、ということだと思います。
わたしがいつもイメージしているのは
「からっぽの自分」で、
内側をからっぽにして隙間を作る。
そうするとそこにギターや歌が入り込んでくる。
そうすれば、クラスでも言っていることですが
身体が勝手に動いてきます。
あとはそれを妨害しないだけ。

それで、なんでわざわざブログに書いてるかと言うと、
まだギターの日が来ていない木曜&日曜のみなさん、
これを読んでいたら、その日までにやってみて欲しいのです。
(勿論、今日の火曜と土曜の皆さんも)
「好きな曲をかけて、ふにゃふにゃ踊る」ということを。
その時に、先に書いた「からっぽ感」をイメージしてみてください。
なるべく誰も見ていないところがベストです。
自分をからっぽにして、自分の好きな曲をかけて、
その音で自分をいっぱいにする。
その時に身体が動き出すのか、動き出さないのか。
動かなければ動かなくてよいのです。
踊らなくても、ニヤニヤしてるだけだっていいのです。
一緒に歌い出すかもしれないし、
眠っちゃうかもしれないし、
ひょっとすると踊り出すかもしれない。
「音でいっぱいになる自分」を作ってみてください。
作れれば、完璧。
作れなかったら、またその時考えましょう。

あっこれね、出来るだけ「フラメンコじゃないもの」がいいと思いますよ。
フラメンコになるとなんか小難しい気持ちになって
頭が介入しちゃうから。
(「フラメンコが好きで好きで」という人はフラメンコでもいいです)

実験、してみてください。
結果報告をお待ちしてます。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うんうん (なつこ)
2008-03-19 22:24:27
このあいだねえ、樹液のようにからだんなかに音楽が流れている人に会ったよ。。。しずかにすごいさ~。
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おもったのは (えこ)
2008-03-25 10:00:05
身体のなかで音が製造されるひとはきっと音楽家になれるんだね。自力で音楽は製造しないで人の音楽で自分を満たすと踊り手になるのかな。
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ああ、そうかも。 (なつこ)
2008-03-25 22:39:10
非常に他力本願なようだけど、そういう媒体なんだろうねえ。
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