えんどうえこばなし

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普通のコーヒー

2019-04-26 14:02:52 | えこばなし
毎朝コーヒーを飲む。

コビト(夫)と2人分のコーヒーを入れて飲む。

10年くらいエスプレッソマシーン(機械じゃなくてガス台にかけるやつ)でエスプレッソで淹れていたが
この5年くらいはドリップで淹れる方が多い。
3年前に「チョレアドール」というコスタリカの布ドリップの器具を手に入れてからはほとんどそれで淹れている。

コーヒーの豆も色々で、エスプレッソの豆は姉がイタリアから買っているのを分けてもらっている。
ドリップ用の豆はネットで買ったり、成城石井やカルディーで買ったりしているが、コビトはともかく私は「違いの分からない女」なので、近くの格安スーパーの「OKストアコーヒー」でも美味しいと思う。

たっぷりの牛乳をレンジで温めて、砂糖をどっさり入れて、あわ立てて、そこにコーヒーを入れて飲む。

これはエスプレッソで飲んでいた時の名残で、だから時々「おいしそうなコーヒー(=高いコーヒーという意味)」を買った時などに、ブラックで飲んでみると「うわ!コーヒー!って感じだ!うま!!」とか思う。そういう時はしばらくそのような「ちゃんとコーヒーを味わうための飲み方」を続けてみるが、しばらくするとなんか疲れたなーという感じで「あわ立て牛乳コーヒー」に戻っていく。

最近の流行りは一つずつパックになっているブレンドコーヒーである。
コップ一つに対して一つずつパックになっているコーヒー。5袋で80円とか、百均のやつとか、安いものを買って「ナニコレ、ゼンゼンうまいじゃん」と言い合うというのが最近の流行りである。ゴミが出るのでちょっと後ろめたいような気持ちになるところがまた味わい深い。

それでもしばらく続けると、パックが品切れになって、なんとなくまた牛乳コーヒーに戻る。
背徳感も、美味の驚きも、贅沢感も、誰かを搾取しているのではないかという気持ちも、毎日になると多分疲れるのだ。

牛乳、砂糖、チョレアドール(ゴミが出ない)で淹れた、その辺で買ったコーヒー。

「フツーに美味しい」。
これが毎日の暮らしというものなのだろうと思う。

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