えんどうえこばなし

フラメンコ。レッスン動画とえこばなし。

アナログのデジタル化

2018-06-06 18:17:36 | えこばなし
いきなりだが、荷物を軽くすることにかけては私は手間も暇も金も惜しまない。

命を捧げていると言ってもいいくらいである。
そのせいで箱根の山の中でお腹がすいちゃったりしたこともあるが、とにかく「荷物が重い」ということが大嫌いである。

しかしながら、私はケチである。
だから「家にあるものだけど、現地で調達」というのも大嫌いである。

つまり、どこかに行く時には「これはいるか・いらないか」ということでウンウン悩むことになる。

「えーい、全部持ってっちゃえ!」ということも
「えーい、全部置いてっちゃえ」ということも出来ないのだ。

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先日の尾道旅行の時に、手帳を持っていくか持っていかないかすごく迷って、結果置いて行った。
書くものがないのは不安だったので、薄いメモ帳を持っていったらこれが大正解で、「軽くていいなあ」ということと「書くものがあってよかったなあ」ということをひしひしと感じた。

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私の手帳は、2004年からずっと「ほぼ日手帳」である。
1日1ページの分厚いやつ。

何年か前に一度スケジュール管理をgoogleカレンダーでやってみようとトライしたことがある。
荷物を軽くしたい一心で。
しかしタイピングした文字というのは「ただのフォント」であって、全く記憶と結びつかない。
すると「あれ?これってキャンセルになったやつじゃない?」とか「そのあと話が変わったはずだけど、どうなったんだっけ?」とかに対応できなかった。紙の手帳にフエルトペンで「えんどうレッスン」とか書いて、そこがバツになって「キャンセル」、矢印が引っ張ってて「9月10日」とかになっていると、安心して「あーそうそう、キャンセルだったよねー」とか思える。アナログ脳なのだろう。スケジュール帳に絵が描けないというのもイタダケナイ。

仕方ないので、やはり「ほぼ日手帳」を購入して使っていた。スケジュールも、アイデアも、プログラムも、スペイン語クラスのノートも、思いついたこと考えたこと全部でかい字で書き込むから、1日1ページくらいの分量で丁度良い。

しかし重い。

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で、重いから尾道旅行には置いていったのだが、この期間は完全に外部とは切り離れスタジオ管理もコビトに任せていったので困らなかった。だが、普通は手帳を置いて行くことはできない。スケジュール帳というのは常に携帯しているからこそのスケジュール帳なのだ。携帯電話はなくても困らないがスケジュール帳はないと困る。

それで、メモ帳にこんな夢物語を書いた。



家に帰る途中に「夢物語じゃなくって、本当にそういう製品があったりしてネ」とか思って、調べてみたら、なんと、あった。

ソニーのデジタルペーパーDPT-CP1

それもその時にはA4版のものが発売中で、新たに6月5日にA5版が発売されるという。

これは、ソニーが私のために開発したに違いない!と思ったので、はるばる銀座のソニーショップまで試用しにいって、1時間くらいいじりまくってから、オンラインで買うことにした。すげー高いけど、これは私のために発売されたに違いないので、仕方あるまい。

で、今日来た!


左が「ほぼ日手帳」 右がデジタルペーパー。

やばい!まじでやばい!
これは本当に私のためだ!ソニーさんありがとう!

スケジュール管理以外にも、私のよくやる「手書きとパソコンフォントの入り混じったチラシ」もペーパーレスでできた。やべー。この製品をこれだけ使いこなしちゃってるのって、世界で私だけかもしれない・・・(と、この製品を購入した人のうち何十人という人が思っているであろう)。

で、ここまで書いておいて、商品レビューみたいのは一切なしなのだが、これを読んで「えーそれ私もそういうの欲しかったかも」という方がいらしたら是非ともあった時にお声かけください。

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